サンゴジュが満開
6月19日(水)
下草が刈られた公園
神奈川公園では下草が刈られさっぱりした風景になっていた。下草が刈られると、何となく林や雑木林の情緒が薄れてしまう。都会の中では止むを得ないのかもしれない。
南西側にあるサンゴジュの樹へ近づくと、風に流されて花粉や花びらが落ちてくる。花が満開になっている。たくさんの花をつけているので見事である。
サンゴジュ
先日咲き始めたときは、花が高いところにあり、アップ写真を何度も撮ってもぼけてしまったが、今日は手の届きそうなところにも咲いているので、何とかアップ写真を撮ることが出来た。花は筒状の形をしており、先が5つに裂けている。そこから5本の雄しべが長く突き出ている。この突き出た雄しべの格好が、拡大してみると面白い。雌しべについては写真ではその存在が確認できない。牧野植物図鑑や寺崎植物図鑑などを当たったが、めしべについては記載がなかった。たぶん顕著出ないので、メモしなかったのではと思う。保育社の図鑑には花柱が1.5mm、柱頭は頭状と記載されていた。詳細については、現物を見ないと分からない。散らないうちに現物で再確認したい。
サンゴジュの花のアップ
花壇の草花は大きくなり、花をつけようとしているもの、果実をつけているものと、それぞれ季節の移り変わりを教えている。ヒイラギナンテンに青色の果実が出来ている。葉に隠れるようにしている。
ヒイラギナンテンの果実
アオギリの花を見たかったが、既に遅かったようだ。先日は、咲きかけているようだったので、期待していたのだが残念だった。タラヨウといい、アオギリも花期を逃してしまった。毎日見ていないと、だめなのかもしれない。いずれも高いところに咲くので、確認は難しい。
果実になったアオギリ
記 平成24年6月18日(火)