公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

台風のつめ痕

620日(水)
 
 昨日から今朝にかけ台風4号が通り過ぎていった。上陸してからのスピードが速く、テレビを見て、気がついたときは高崎方面へ向かう状況になっていた。今雨脚が激しいから、峠かもしれない。1時間もたて、静まるものと思っていた。ところが、雨は収まったものの、時折強い風が吹き続けた。12時を過ぎてもやむ気配は感じられなかった。
 公園はさぞかし荒れているだろうと予想していた。案の定、惨憺たる姿を呈していた。葉はもちろんのこと、折れた枝の数には驚いた。ほぼ前面にわたって散らばっていた。先日花植えをし、きれいに整えた花壇の中も容赦なく大きいの、小さいのと折れた枝が散在していた。
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散らばった銀杏
 
 花壇の外の平らなところは熊手を使い台風の残した残骸を集めることが出来たが、花壇の中は11本手で取り出さなくてはならない。一通り作業を終えるのにはかなりの時間がかかった。残骸を集めたが、この残骸をまとめ、ゴミとして出す作業が残っている。この作業は午後にすることにした。
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寄せた残骸
 
 午後3時ごろ、公園の残りの作業を始めた。折れた枝は紐で束ねた。大きな束が3つ出来た。落ち葉は大袋に詰めた。こちらも2袋で来た。今日片付けたのは、まだ一部のものである。公園の片隅にかき集めた残りがまだたくさん残されている。明日からの作業になる。
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かき集めた枝の一部
 
 作業を終え、ようやく公園の草木を見られる時間が出来た。タチアオイは何本か折れていた。昨日までのきれいな姿が惜しまれる。ヒルザキツキミソウもかなりの打撃を受けていた。そろそろ花期を終えようとしていたのも事実だが、それを早めたようだ。せっかく植えたマリーゴールド、ペチニアも砂などを浴び、かなり汚れた姿をしており、元気がなかった。 こんな状況なので、今日は花の写真は載せないことにした。回復したら、また写真に撮りたいと思っている。実験中の名札は台風の強風、雨にも負けなかった。「今方法で大丈夫」と自信が沸いてきた。
 
 
  記  平成24620日(水)