アガパンサスが咲く
6月9日(土)
浦島公園のスダジイの様子を見に行った。5月10日に雄花が咲いているのを確認したが、その後どうなっているのか知りたかった。どうやら果実が出来始めたらしい。下から覗くと、果実らしきものが見える。拡大してみると、小さな果実が殻斗にしっかりと包まれ保護されている様子が分かる。大切な実を守る知恵に感心する。
スダジイの果実
マテバシイの雄花
気がつくと、アガパンサスが花茎を長く伸ばし、花が咲き出していた。よく見ていたのだが、何時花茎が立ち上がったのか全く気がつかなかった。見ると、たくさん蕾をつけていた様子が分かる。とういうのは、ほとんどの蕾がもぎ取られているからである。誰がもいだのだろうか。この公園では近くの保育園の園児が保育士さんに連れられて毎日遊びに来る。園児たちの仕業とは思いたくないが、今日見ると、蕾をもいで遊んでいる。「あれっと」思ったが、小さな子がするのだから咎められない。でも、保育士さんは黙って見ている。その姿を見て、「大人がいいこと、悪いことを小さいうちからしっかり教えないとだめだなあ」と感じた。
ハクモクレンの果実がどうなったのか、確認しようと、果実のついていた辺りを探した。樹のどこを見ても果実はついていない。「そんなことはない」と思い、角から角まで見た。やはり見つからなかった。「どうしたのかなあ」と思って樹の下を見ると、そこに何本もの棒状になった果実が落ちていた。熟せば赤い実となるはずだが、この状態では熟したとは思えない。何者の仕業なのだろうか。
落下したハクモクレンの果実
記 平成24年6月7日(木)