公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

シモツケが咲く

6月2日(土)
 
 浦島公園へ行くのが遠ざかってしまった。何日ぶりだろうか、様子が大分変わってきたようだ。
 公園の前の道路や入り口に植えられているサツキがきれいに咲いた。ツツジが終わった後、やや小型だが、ツツジに似て見事な咲き方をしている。ピンク一色だが、かたまって咲いていると見応えがあり、迫力を感じる。
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 サツキ
 
 いつの間にかシャリンバイの花が終わってしまった。去年はもっと長く咲いていたような気がする。今日見たら、花は一つもついていなかった。本当に、あっという間に咲き、散ってしまった。自然の変化の速さに驚いた。シャリンバイに変わってシモツケが咲き出した。ピンクの小さな花だが。かたまって咲いているので、見栄えがある。小さな花を見ると、中央の色が濃く、そこから5枚の花弁が出ている。花弁は丸みを帯びていて、雄しべが長く伸びている。
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 キンシバイに似たビヨウヤナギが咲き出した。黄色の大型の花で雄しべに特徴がある。雄しべは多数で長く花弁の上に伸びている。雌しべの先が5つに分かれているというが、この写真では雌しべそのものがよく分からない。もう1度撮影し直さなければならない気がする。
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 ビヨウヤナギ
 
ハクモクレンの果実が見えてきた。花が終わりしばらくたつので、そろそろ果実が出来始めているかと思いよく見ると、葉の陰に果実のようなものが見え隠れしていた。葉を手でのけてみると小さな実がたくさんつき棒状になったものが現れてきた。正しく、果実である。夏を越すと、この実が赤く熟して来るのかなあ。ハマヒサカキも果実をつけ始めている。丸い緑色の粒がたくさん枝の周りについている。
イメージ 4イメージ 5         ハクモクレンの果実                   ハマヒサカキの果実
 
  記  平成24年5月31日(木)