公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

岸根公園 イイギリが咲く

5月28日(月)
 
 風は強いが晴れていて天気はいい。岸根公園のタイサンボクがどうなったか、見に行くことにした。本当は昨日行こうとしたのだが、人がたくさん出ていると、撮影がしにくいことを考えて、一日ずらした。
 
 公園へ入ると、風にのり、小雨のように黄色い粒が舞い降りてきた。近くの神社のクスノキの小花が散りだしたから、恐らくクスノキの小花だろうと思った。舞い降りている小さな粒を撮影してみた。確かにクスノキの小花でる。
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クスノキの小花が見える
 
 坂を上り始めると、サツキが咲き始めていた。町の中の道路際に植えられたサツキも見ごろになっている。遅い遅いと思っていたが、ツツジが終えしばらくたつので、順調な咲き出しなのかな。
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咲き始めたサツキ 
 
 マテバシイの花が確認できない。昨年は6月に花を確認したで、まだまだと思っているが、マテバシイの近くに行くと、考えてしまう。やはり、今日岸根公園では確認できなかったが、帰り道に街路樹を見ていて、花が咲き出しているのを見つけた。これから咲いてくる。疑問がやっと解決できた。雄花、雌花を確認できればと思っている。
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 坂を上りきった左側、野球場の脇にハクチョウゲが白い花をつけている。この花はいろいろなところで見かける。一つ一つの花は小さいが、たくさん咲いた垣根などを見ると、きれいに見える。また、一つの小花を覗くと、花びらに波が見られ、個性的である。
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ハクチョウゲ 
 
 イイギリの花はまだ見ていない。いつどんな花を咲かせるのか気になっている。樹は大きな葉をたくさんつけている。枝先を見ると、何か球のようなものがついている。高いところにあるので、何だか分からない。先日、枝先にたれているものがあって、もう花が終わったから果実でも出来たのかと思った。家へ帰り、牧野植物図鑑を見ると黄緑色の花が5月ごろ咲くと書いてある。花は小さい。そこで、撮影してきた写真を拡大してみた。球のように見えた部分に花のようなものが写っている。鮮明でないので、細かなところは分からないが、花であることには間違いがない。再度撮影に挑戦し、鮮明な写真を撮りたい。
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イイギリの花
 
 タブノキの枝先がいやに赤みを帯びている。赤みを帯びていることは前から分かっていたが、今日は目に付いた。花が終えたので、果実でも出来たかなあと思い、カメラをのぞくと、緑色をした果実らしきものがついていた。拡大すると、柚子のように見える。
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 期待していたタイサンボクを見た。花は開花してないようだ。もうすぐ咲くのではないかと思っていたのだが、残念だった。先日より、蕾はさらに大きくなり、うっすらと色づき始めたようにも見える。開花期を逃さないようにしないといけない。
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 タイサンボク
 
  記  平成24年5月28日(月)