公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

反町公園 トチノキの花を確認

5月14日(月)
 
 反町公園ユズリハを見た。普通落葉樹は新葉の芽が出る前に、旧葉は既になくなっている。ところが、ユズリハは、新葉が出てきても旧葉が落ちないでついている。新葉が育つのを待って、旧葉は落ちる。「旧葉が新葉に位置をユズル」このへんがユズリハの語源という説がある。今頃が、ちょうどその時期にあたっているというので、確認しようと出かけた。
 確かにそのようになっていた。新緑な新葉が旧葉の上に立ち上がっている。旧葉は下向きに垂れ下がっているが、しっかりとまだついている。交代時期がよく分かる。
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 遠くに赤いきれいなものが見えた。ツバキ?、いや、ツバキは終わっているはず。そう思いながら近づいた。バラだった。バラは花の中でも注目される。今いろいろな種類のバラが咲いている。実にきれいだ。
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 トチノキに花が咲いていた。花の様子を見ると。何日も前から咲いているようだ。中には枯れ始めているのもある。
でも花の様子は分かりそうだ。しかし、花の位置が高い。低いところにありそうなものを探し、写真に収めた。牧野植物図鑑によると「枝先に円錐花序を直立させ…」とあった。見ると、その通りになっていた。やはり見る目が違うと感じた。1本の花序に花がたくさんありすぎて、花のつくりはよく分からない。手にとって見たいものだ。拡大写真で見ると、おしべは長く、何本もあり、太いのでモヤシのように見える。花びらにはオレンジ色の模様がある。
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花の拡大
 
記  平成24年5月13日(日)