ハクウンボクが咲く
5月11日(金)
公園内にたくさんの花が咲いてきた。白いハクチョウゲの花の数が一気に増えている。緑のじゅうたんに白い花びらを散りばめたようになっている。花びらは5枚で、縁に縮みが見られる。この辺が特徴になっているとも言える。
ハクチョウゲ
スダジイに花が咲いた。近くにあるマテバシイとともに花の咲くのを待っていた。マテバシイは咲いているのかよく確認が出来ない。ここの写真のスダジイは花であることがはっきり分かる。ヤク付いているのが分かるので雄花になる。
花壇を見るとゼニアオイ、シャリンバイが咲いている。シャリンバイは先日咲きはじめたばかりだった。暖かくなったせいかこんなにもたくさん花をつけた。生命の営みの速さに驚かされる。
ゼニアオイ シャリンバイ
ヤエザクラの樹を見て、「花は完全に終わってしまった」思っていたのだが、まだ、いくつか咲いているではないか。今咲いている花は、白みがかっている。満開のときも隣のヤエザクラよりは白みがかっていた。今日見ると、その白さがはっきりしている。
残っていたヤエザクラ
ハナモモの樹に果実がなっている。表面には軟らかい毛がたくさんあり、食用するものを矮小にした形になっている。すぐ近くで、シランがたくさん咲いている。昨年よりも数が増えているように見える。
ハナモモの果実 シラン
この樹木は何という名前なのだろうか。前から気にかけていた。見ると大きな葉をつけ、白い花をつけている。特徴をもとに調べれば、名前は分かりそうだ。調べてみるとハクウンボクらしいと分かった。エゴノキに似ている感じがしたが、同じ仲間であることが分かった。
記 平成24年5月10日(木)