神奈川公園 アセビとヒイラギナンテンが咲く
3月15日(木)
黄色いミツマタの蕾は開花前で、大きくなってはいるがほとんども開いていなかった。花の時期を逃すと、1年待たなくてはならなくなるので助かった。花は筒状のがくに包まれている。黄色く、先が4つに分かれている。いくつかの花が集まり団子状になっている。蕾、花はうつむき加減になっている。
東神奈川公園のトベラを確認した。確かにトベラであるか確信が持てないからである。「モッコクとどこが違うのか」まだ解答か出来ないでいる。葉の形はよく似ている。しかし葉のつき方がどことなく違っている。これに対する解答は帰るとき、やや分かってきた気がする。
トベラ モッコク
葉柄を見るとモッコクは赤みを帯びているが、トベラは赤くない。
神奈川公園へ行くと入り口付近にアセビとヒイラギナンテンが咲き始めていた。このアセビの筒状の花の先はピンク色がかっている。今まで見ていたのは真っ白が多かった。ちょっと色づいているところが人の目を引きつける。
奥の花壇に黄色い粒のようなものがたくさん付いている花があった。葉はネムノキに似ている。ネムノキを小さくしたかっこうをしている。名前は分からなかったので、家へ帰って調べた。どうもフサアカシア(ミモザ)と言うらしい。香りがよく香水の原料にされることもあると書かれていた。今度行ったとき、香りを確かめようと思う。
ひと回りしたが、まだ開花しているものが少なかった。樹木を見ると、コブシの枝先に温かそうな毛に包まれた冬芽が目についた。先日見たとき冬芽はなかった。暖かくなり、春が進んでいることが分かる。
コブシの冬芽
記 平成24年3月15日(木)