公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

モクレン 春の足音がする

2月27日(月)
 
 このところ公園の花について休止の状態が続いていた。公園へ出かけていたのですが、顕著なものがなく、なかなか記事が書けなかったのが実情です。このところ日が出ると、日中は大分暖かく感じられるようになって来た。見る草花たちが早い春の到来を待ち望んでいるように感じられてきた。
 今日、昼ごろ見ると、オオイヌノフグリが数ヶ所で咲いていた。この花を見て、春になった気がしてきた。オオイヌノフグリは咲いている時期は長いですが、まだ花が見られない早春、いち早く咲き、春を告げてくれる。日向の中に咲く、この青いかわいい花を見ると、本当にのどかな気持ちになれる。近くに、ノボロギクが黄色く咲いていた。この花も1年中楽しませてくれる。花は小さくあまりきれいには映らないが、花が少ないときや緑の中に咲いているときは、これがノボロギクかと思うほど見違えるように見えてくる。ナズナも咲き出していた。
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          オオイヌノフグリ                 ノボロギク                          ナズナ 
 
 樹木の芽が大分膨らみだしてきた。モクレンと東側の赤いジンチョウゲが特に目立つ。ほころびるのが間近になっている。西側の白いほうは日当たりが悪いせいか、少し大きくなるのが遅れている。
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                  赤いジンチョウゲ                                白いジンチョウゲ
 
 シャリンバイ、ドウダンツツジレンギョウ、サクラにとってはまだ春が大分遠いようです。この中では、レンギョウのつぼみが一番大きくなっている気がする。
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                      シャリンバイ                                    ドウダンツツジ
 
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                   レンギョウ                                          サクラ1931
   
 オオイヌノフグリ、ノボロギク、タンポポが咲いてきて、着実に春の音がしてきている。昨年はもうサクラのたよりが聞かれ、河津ザクラが話題になっていた。今年はまだその声が聞こえてこない。
 
 
  記  平成24年2月27日(月)