岸根公園の樹木 7
2月6日(月)
ひょうたん広場の外周は緑豊かに植樹されており、ランニングスペースが整備されている。老若を問わず、たくさんの人が走ったり、歩いたりして健康づくりに励んでいる。今回はここの緑を調べることに挑戦する。範囲が広いので、何日かに渡ってまとめる。
1ブロック
ひょうたん広場
せせらぎ広場とひょうたん広場の間にランニングコースが設けられている。真っ直ぐ進むと右の桜並木へ通じる道と左へ曲がるランニングコースとの境地点へ達する。
ランニングコースの左側は、ツツジの植え込み、小さな花壇、そして美術彫刻などが整備されている。たくさんの樹木が植樹されている中で、タイサンボクが目を引いた。タイサンボクは遠くから見るとマテバシイに似ている。でも、近づいてみると少し違うことが分かる。
葉は全縁で、表面は濃い緑色をしている。裏は褐色を帯び、短い毛のようなものが蜜についている。葉先の幅が広い点はマテバシイにそっくりだが、よく見るとその違いが分かってくる。
タイサンボク タイサンボクの幹
タイサンボクの両端にはシラカシがあり、伸びた枝にたくさんの葉がついている。遠くからは一見ヤマモモに見える。実際に、最初ヤマモモと見間違えた。シラカシの左前ではキンモクセイが球状の形をしている。タイサンボクの奥に、コブシ、エノキと思われる樹がある。シラカシやマテバシイを見て、ランニングコースへ進むと、ウバメガシが2本現れ、道の向こうにケヤキの樹林帯が広がっている。
エノキ幹 エノキ葉と果実
ランニングコースの左側はウバメガシ、スダジイが多く、そのほかにキンモクセイ、ヤマモモも植えられている。中へ入ると、シラカシ、クスノキがある。クスノキを見て、左側からひょうたん広場側へまわると、ウバメガシが主体になっている。内側にはシラカシが続いている。
ランニングコースの外側にある樹木はせせらぎ広場を囲んでいるクスやマテバシイの樹木である。
記 平成24年2月6日(月)