公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

岸根公園の樹木 4

2月1日(水)
 
 
・せせらぎ広場
 
 広場の中央に3本のスズカケノキがある。ひょうたん広場のユリノキとともに岸根公園を代表する樹木である。撮影時は大きな葉や球状の果実が少し残っていた。以前は近くでよく見たが最近は少なくなってきたように見受ける。すぐに大木になること、木肌が剥げて醜く映ることなどが原因かと思う。中には、この木肌の斑なところがいいという人もいる。公園の中で伸び伸びと育った大木は見事である。
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           スズカケノキ                          幹
 
 スズカケノキの北側の斜面に細い樹が5本植えられている。最初見たときは何という名前か皆目分からなかった。幹に剥げたような斑点がたくさんある。いくつかの公園を回って調べていくうちに、「ヤマボウシ」の名前が上がって来た。花の時期ならきれいな風景にあるだろう。
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 忍者のとりで下の憩いの広場にはいつも何組かの親子ずれがいる。遊具もあり、親子で楽しめるようになっている。ここのメインはネムノキといえる。枝を大きく広げ枝の先に扇形のピンクがかった花を咲かせるときは本当に見事さを感じる。撮影時は残念ながら花の時期は終えていた。
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ネムノキ
 
 円形の植え込み付近には4本のカツラの樹がある。ここでは背丈が一番高い。葉は円形に近い形をしている。幹は茶褐色で、薄い皮が重なったようになっている。カツラの脇に2本のヤマボウシがある。ヤマボウシは落葉すると思うが、撮影時には葉や果実が残っていた。
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カツラ
 
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ヤマボオウシ
 
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            葉と果実                             幹
 
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忍者のとりで 
 
 忍者のとりでに上がってみる。左右に1対の大きなケヤキが構えている。2本のケヤキをのぞくと、周りの樹木はほとんどがサクラであり、裏側の道路沿いは桜並木となっている。サクラの時季は素晴らしい景観になると思う。サクラに混ざって何本かのシラカシの樹がある。幹は黒緑色で、すらっとしている。広場側にも2本見ることが出来る。
 
記  平成24年2月1日(水)