公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

反町公園の樹木 5

1月14日(土) 
 
 公園の北西側に、ケヤキを小さくした樹木があった。小さいわりには樹皮がはがれた跡の斑点が多すぎる。しかも上の方まで続いている。ケヤキは下の方に大きな斑点が集中しているので、「ケヤキ」ではないといえそうだ。よく見ると、ここにも名札がついていた。「ヤマボウシ」と親切に教えている。ヤマボウシは大きな花を咲かせる。花の時季は樹の方へ目が行ってなかった。そのため、この樹木を見て、「ヤマボウシ」という名前は浮かんでこなかった。きめ細かな観察が大切だと知らされた。
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            ヤマボウシ                       ヤマボウシの幹
 
 モミジバフウという樹木がある。葉がついていないとトチノキ、ナンキンハゼ、クスノキとよく似ているので判別するのが難しい。この樹木を見て、何と言う名前か考えた。そばのトチノキを見て比べてみた。どことなく違う。ふっと上のほうを見ると、名札が掛けられてた。「そうか、モミジバフウ」と信じることが出来た。樹皮は淡灰褐色に見え、甲羅状に縦方向のあらい割れ目が入っている。ナンキンハゼやクスノキの方は幹の肌の色がやや黒いようだ。
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            モミジバフウ                     モミジバフウの幹
 
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             トチノキ                        ナンキンハゼ
 
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           クスノキ
 
 記  平成24年1月14日(土)