反町公園の樹木 4
1月13日(金)
公園の北側に、紅葉をしたちょっと変わった樹木があった。紅葉する樹木は広葉樹とばかり思っていたが、この樹木は針葉樹に見える。「針葉樹も紅葉するのか」と思った。その樹木には名札がかかっており、「メタセコイア」」と書かれていた。先日、孝道山で同じものを見たとき、「これは何だろうか」と課題にしておいたが、ここで偶然解決するとは思わなかった。「メタセコイア」という名前は余りにも有名だが、紅葉のときに見ることは今までなかった。ずい分様子が変わる。家に帰り、図鑑等で確認すると、「メタセコイアは紅葉する」と書かれていた。間違えなくメタセコイアになる。メタセコイアの紅葉もカエデ類とは違った趣がある。
すぐ近くに、箒状の樹木が見える。遠くからは「ケヤキ」とそっくりに見える。でも、どことなく違っている。近づくと、やはり「ケヤキ」ではなかった。樹皮が違っている。ケヤキにはごつごつした甲羅みたいな模様はない。しかし、この樹木には明確に甲羅状の模様がある。クスノキと比べると細かく浅い感じがする。「トチノキ」と思いながらよく見ると「トチノキ」とちゃんと名札がかかっていた。自分の予想が当たり、まずまずと思った。樹皮を触ってみようと思ったが、柵がしてあり、触ることは出来なかった。遠まわしに写真を撮ることで我慢した。
隣の場所へ行くと、そこにはトチノキが3本あった。先ほど無理をしなくても、ここで十分触り、樹皮を調べることが出来た。甲羅状の樹皮はきめが細かく、余り深く入っていない。触ると堅さを感じる。
記 平成24年1月13日(金)