反町公園の樹木 3
1月12日(木)
トウカエデ
昨日、この樹木を見て、名前がなかなか浮かんでこなかった。ナンキンハゼ、モミジバフウを見た後だったので、「アレッ」と混乱し、迷ってしまった。この樹木は、樹皮が剥げそうになっている。ナンキンハゼは樹皮が皮状に剥げそうな感じがしたし、モミジバフウはどうだったか?。疑問を抱え家へ帰り、今までの資料を振り返ってみた。そのうち「どうもあの樹木の葉はモミジの葉の形をしていたようだ」と閃いた。そこで、トウカエデについて、近くの公園の資料を見直してみた。間違いない。あれは「トウカエデ」と思う。
そこで、今日は、落ち葉の中にトウカエデに似た葉を探した。すると確かにあった。昨日引っかかっていたのはこのことだった。「12月23日の時には、わずかに葉が枝についていた」このことを思い出すことが出来た。
西側の広場の周りに4本ばかりのナンキンハゼの樹木がある。1本に名札が掛かっていたので、容易に名前を知ることが出来た。公園管理の親切さを感じる。ナンキンハゼは特徴が覚えにくい。樹皮は褐色を帯びており、縦方向に細かいひび割れのような模様が入っている。皮のように剥げそうでもある。甲羅のような感じもするが、クスノキなどのような堅さを感じない。
ナンキンハゼ
ここの広場はナンキンハゼばかりと思っていたら、ちょっと違った樹木があった。大きな違いがないように見受けていたので、今まで気にしていなかった。今日よく見ると、1枚の名札が掛かっていて「カツラ」と書かれていた。ここを見るときはいつも暗かったので、名札に気がつかなかった。
別の場所でカツラの樹を見たことはあるが、強い印象がなかったので、この樹を見たとき名前が浮かんでこなかった。名札を見て、カツラは樹皮が皮のようで、縦方向に剥げそうだったことが思い浮かんできた。この樹を見ると確かにそのように見える
カツラ
記 平成24年1月12日(木)