公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

反町公園の樹木 2

1月11日(水)
 
 遠くから見たとき、「ヤマモモの木だ」と思った。ところが近づいてみると「ホルトノキ」と書かれた名札がかかっていた。こんなことあるのかと一瞬思った。そして名札をよく見ると「葉の中に赤く染まったものがあるところがヤマモモとの違いである」との説明が書かれていた。よく葉を見なおすと、ホルトノキはところどころに赤く染まった葉があった。「ここかぁ」ここまでは考えても見なかった。「見る人は観察力が鋭い」と知らされた。2つの葉を比較してみた。本当にそっくりだ。「どこか違うところがないか」よく比べてみた。ホルトノキには上部にわずかな鋸歯があった。ヤマモモにはない。「この点は二つの違いになるのだろうか」と思い調べてみた。すると、「ヤマモモの幼木の葉には鋸歯がある」ということが分かってきた。これでは、葉の上部の鋸歯の有無では明確には区別できない。樹皮を見比べてみた。ホルトノキの方がやや黒く、ごつごつしていないような気がする。灰黒色の小粒の塊が縦方向に筋模様を描く点は共通している。
 
 
イメージ 5
 
 
イメージ 6イメージ 7 
ヤマモモ
イメージ 8
 
イメージ 9イメージ 1
 
 1月7日、タブノキを確認に行った。ほぼ「タブノキ」に間違いないと思いながらも、再度確認した。葉、葉脈、葉の大きさ、幹の樹皮いずれも間違いないと思う。葉をちぎり匂いをかいでみた。どうも独特の香りはしない。隣にあるクスノキの葉の匂いをかいでみた。今日はよくこすって嗅いで見た。匂う。クスノキに間違いない。タブノキは、まだ?が残る。
 
イメージ 2イメージ 3イメージ 4 
 
   記  平成24年1月11日(水)