公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

レンギョウが咲き始める

1月4日(水)
 
 正月4日になった。今日は天気がよく公園へ出かける機会が出来た。新しい年始めての観察である。公園では数組の家族や子供たちが遊んでいた。ある親子連れはたこあげを楽しんでいた。懐かしい遊びである。
 常緑樹以外は葉がなく枝が箒状になっていた。このような樹木の姿には冬の風情がある。
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箒状になったケヤキ
 
 寒さも厳しくなって来たので、もう花は咲いていないだろうと思っていたが、嬉しいもので、人を楽しませてくれるように、僅かであるが咲いていた。
 
 ハクチョウゲは花の数は大分少なくなったが、ぽつりぽつりと花を残していた。長いこと楽しませてくれる花である。
 草本類は寒さで萎れがかっているものが多い中で、ヒメムカシヨモギが残っていた。昨年遅くなって芽を出したものと思われる。
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         ハクチョウゲ                         ヒメムカシイモギ
 
 近くではロゼット状のタンポポがあり、また2株のタンポポが花をつけていた。いずれもセイヨウタンポポである。
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           タンポポのロゼット                    タンポポ
 
 見るからに小さく萎れていそうなものがあった。何かと思い近づいて見ると、それはノボロギクであった。葉は縮れて、花もパッと開かず、見たくれもよく映らない花だが、やはり強い植物だ。 12月、カラスノエンドウは随分つるを伸ばし勢いを感じましたが、続く寒さのせいか、先の葉は紫色がかっている。弱っているのかもしれない。  
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イメージ 6        ノボロギク                            スズメノカタビラ                     
  レンギョの蕾を見たとき、大分大きくなった気がした。別の所のレンギョウを見ると、花が咲き始めていた。「早い春」を感じた。
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イメージ 9             レンギョの蕾                       レンギョの花 
 
 アセビの芽もだいぶ大きくなっている。とりわけ先端の芽は赤みがかり大きくなっている。
 シモツケが紅葉している。公園の入り口のものは、こんなにきれいに紅葉していないが、ここはきれいに紅葉している。
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           アセビの芽                         シモツケの紅葉
 
 モクレンの蕾が大きくなり、綿毛が分かるようになった。近づいてみる綿毛は温かそうに見えます。このような衣をつくり出したモクレンの知恵に驚く。
 相変わらずノゲシは強く花が絶えることはありません。今日も咲いていました。
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                              モクレン                         ノゲシ
 
 
記  平成24年1月4日(木)