紅葉したドウダンツツジが咲く? いや、侵入したユキヤナギでした
12月21日(火)
日が短くなり気温も大分下がってきました。公園の植物もいまの寒さをじっと耐えているようで元気がありません。夏の暑さを乗り越えたひと頃は活発な姿が見られましたが、やはり自然の力には勝てないのだろう。「自然とともに生きる」ということがよく分かります。
カラスノエンドウはもう少しで花を咲かせるのではないかと思わせたが、ここに来てお休みの状態になっています。寒さで、震えているようで、心持葉に艶がないように見受けられます。
ニシキギがきれいに色づいています。前から気づいていたのですが、寒さの中、花の少ない公園では一際目立ちます。この赤色がいいです。
サクラの新芽が見ますが、春はまだずっと遠いです。この小さな芽がこれから訪れる厳しい寒さを乗り越えるのだろう。厳しさの向こうには明るい未来(春)が待っています。
ハマヒサカキが寒さの中でも花をつけています。この花が咲き出してから大分経ちます。生命のリレーのために頑張る姿の素晴らしさを感じます。
サクラの新芽 ハマヒサカキ
シャリンバイやハクチョウゲはずい分花期が長いです。今までよく見ていなかったので、これほど長いとは思いませんでした。花期が長いから公園の花として適しているともいえます。
シャリンバイ ハクチョウゲ
ジヂンチョゲの蕾が赤くなり、開花が間近に迫ってきていることを感じさせます。匂いはまだありません。そのうちほのかな香りがしてくるでしょう。
ノゲシはいつ見ても、どこかで咲いています。生活力の強さを感じさせる植物です。
ジヂンチョゲの蕾 ノゲシ
記 平成23年12月21日(火)