公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハマヒサカキの花が咲き、果実が出来る

11月20日()
 
 昨日は、大雨と強風で荒れ模様だった。今日は、薄日が差し、明るくなってきたので、公園の植物を見に出かけた。
 
 
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雨上がりの公園
 
  長い間咲いていたシモツケの花が見えなくなっていた。今頃が潮時なのかもしれない。一方、シャリンバイはいくつか咲き始めていた。
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           シモツケ                         シャリンバイ
 
 秋も深まり、公園の木々は色づき始め出している。赤茶色に染まった葉を見つけた。記憶をたどると「ビヨウヤナギ」である。このように小さなものでも色づくと、けっこう奇麗に見える。アセビの方は葉が黄色くなっており、見た目には奇麗ではない。果実らしいものが見えたので撮影した。
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           ビヨウヤナギ                          アセビ
 
 ドウダンツツジは、夏ごろから茶褐色をしたままです。芽吹きは見られるが、生き生きさが感じられない。
 スダジイの木の下に行き、どんぐりを探した。「スタジイの殻斗は果実を完全に包み込んでいる」ということを念頭に探した。果実が抜き出た殻斗はあっちこっちに散らばっていたが、中を見るとほとんど空だった。
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           ドウダンツツジ                     スダジイの果実
 
 ピンクに彩られたサルスベリは剪定をされ、小振りになっていた。来年も美しい花を咲かせてくれると思う。
 北側のユキヤナギがぽつんと咲いていた。季節はずれと思う。このまま、咲き続けることはないだろう。
イメージ 10イメージ 2         剪定されたサルスベリ                      ユキヤナギ
 
 下の芝生の中には、シロツメツサを筆頭にウラジロチチコグサ、アメリカフウロなどの小さな芽生えを見ることができる。
 
 ジンチョウゲの蕾がほころび始めたようだ。新芽か花なのか、何だか花の気配が感じられる。ジンチョウゲの下でノゲシが奇麗に咲いていた。黄色い色は人の目を引き寄せる。
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イメージ 11              ジンチョウゲ                        ノゲシ
 
 ここはカラスノエンドウが占有し始めている。他のものより速く芽を出し、活気付いている。個体数も多く、過密の状況です。すべてのものが大きく成長は出来ないのではと気になる。
 イヌナスビ(?)の花が咲いています。この花も迷います。ワルナスビ、イヌホオズキなどと似ています。これらの違いについては、後日検討しようと思っている。
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         カラスノエンドウ                       イヌナスビ(?)
 
 これは何という名前だろうか。「ヒサカキ」に似るが、ヒサカキは春に咲くという。この時期に咲くのだろうか。花と果実が一緒になっている。調べると、ハマヒサカキがあった。これは前年度の秋に咲いた花が翌年の秋に実るという。これなら花と果実が同時に見られてもおかしくない。
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        ハマヒサカキの花                      ハマヒサカキの果実
 
   記  平成23年11月20日()