横浜市自然観察の森から北鎌倉へ
11月9日(水)
続き
昼食後、再び横花市民の森入り口jから階段を上り、天園へ向けて出発した。
階段を上る
センリョウが赤い実をつけて迎えてくれた。林の中で見るこの赤い実は際立っている。足を進めていくと、枯れかけていたが青紫色をした花が目に付いた。筒状の花を横向きにつけた変わった花である。名前は「ヤマハッカ」らしい。
センリョウ
さらに登り続ける
天園を越え、さらに登り続けるとつる性の植物があった。3枚の小葉からなっている。花が咲いていないので、名前が分かりにくい。近くに同じようだが、葉の中央が白色になっているものがあった。2つは同じ仲間と思える。調べると「センニンソウ」らしきものと分かった。「センニンソウは山野や道端の日の当たるところに生える」と牧野植物図鑑にあるが、ここは日陰のようだ。春には葉が落ちていて、日が当たるようになるかもしれない。
ここに大きな木が倒れている。コナラとスダジイのように見える。根っ子から剥がされている。最近の出来事らしい。相当強い風が吹いたものと思える。
倒れた大きな木
昔の道路標識が倒れていた。建長寺へ通じると記されている。このまま放置されていることは残念だ。早くもとに戻し、復活させたらと思う。視野が開け、遠方が見えるようになった。横浜方面のランドマークタワーが霞んで見える。
倒れた 道路標識 ランドマークタワーが霞んで見える
最後の下り道を下り、民家が見えてきた。アスファルトのだらだら坂になった。右側の斜面に1つ目立った花が咲いていた。「ホトトギス」である。早速写真に収めた。しかし、暗かったこともあり、うまくピントが合わなかったようだ。
秋も深まったこともあり、薄暗く快適の陽気ではなかった。花の数は少なかったが、いくつかの珍しい花を見つけることが出来たことは幸いだった。野山を歩くと気持ちが新鮮になる。
完
記 平成23年11月9日(水)