カナムグラが見つかる
10月29日(土)
外に出ると公園の方から「天国と地獄」の軽快な音楽が流れてきた。保育園の運動会かもしれない。行くと、やはりそうだった。沢山の保護者に囲まれて、園児が演技をしていた。小さな子は見るだけで可愛い。演技をしている姿はいっそう可愛く映る。
秋が深まり、見られる植物の数も少なくなってきた。刈りに刈られた植物も背丈が小さいながらも花をつけています。
枝が分枝しているエノコログサがありました。夏のころは花枝が分枝するものはなかった気がする。珍しいと思いました。
このモクレンは花が咲くのが遅かったのですが、冬芽をつけました。遅れているせいか、冬芽もまだ小さいようです。
これは何だろうか。つる性のような気がしますが、ノミノフスマカ?、葉の丸みからすると、カラスノエンドウかも。様子を見ようと思います。
シャリンバイの果実がますます青黒くなってきました。不思議なことに、シャリンバイはこの時期も花をつけています。
タマスダレに果実が出来、種子がこぼれ始めています。
中々見つからなかったアメリカフウロの芽生えが観察できました。地面にしっかり張り付いています。現状ではおとなしく見え、夏に大繁茂するとは思えません。
これはエノキグサかな。感じはクワ草に似ているが、葉の形が卵形でなく鋸歯も浅い気がします。
これはベニカナメの新芽です。新しく出る葉が赤みを帯びており、垣根によく使われます。
カナムグラです。百人一首に
「八重葎 しげれる宿の寂しきに 人こそ見えね 秋は来にけり 恵慶法師」
と詠われている「八重葎」はこのカナムグラということらしいです。
ベニカナメの新芽 カナムグラ
記 平成23年10月29日(土)