公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

アセビ・ドウダンツツジの新芽が萌芽してくる

1021日(金)
 
 曇り空で、パッとしない陽気です。9時過ぎ公園の様子を見に行くと、反対側から近くの保育園の園児たちが公園に入ってきました。遊ばせるのかと思っていたら、整列しはじ始めました。まるで小学校の授業のようです。何をするのか、しばらく様子を見ていると、組体操を始めるではありませんか。一瞬あっけにとられました。今の小学校、中学校では、危険ということで、ほとんど取り組まれていません。保育師の皆さんの勇気と実行力に感心しました。
 
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組体操に取り組んだ園児
 
 秋が深まり、やや肌寒く感じますが、植物は季節の変化に上手に適応して生きています。ノゲシタンポポオニタビラコが目立ってきました。黄色い花が美しく映っています。
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      ノゲシ                  タンポポ                オニタビラコ
 
 ヒメムカシヨモギはそろそろ終わりに近づいてきています。いまでは背丈が低く、ひ弱に見えるものでも花をつけてきました。
 カタバミは弱ることがないようです。次から次へと新しい芽生えが出てきては花を咲かせています。
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     ヒメムカシヨモギ           カタバミ              キカタバミ・アカカタバミ
 
 チチコグサモドキも花をつけています。いまロゼットを調べているのですが、チチコグサモドキは花茎が伸びると、ロゼットは消えてしまうので、確認がせきません。
イメージ 8イメージ 9          チチコグサモドキ                    チチコグサモドキのロゼット
 
 こんなに沢山の芽生えが見えます。これは何だろうか。この段階で名前が付けられたらといつも思っていますが、勉強不足です。
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これは何だろうか?
 
 ホトケノザの上のほうに赤みがかったものが見えてきました。間違いなく花です。気温が上がるともうすぐ花を開いてくると思います。
いまの気候が春先の気候とほぼ同じなだろうか。感覚的には今のほうが寒く感じますが、植物の生育ぶりから見ると同じように見受けられます。植物方が的確に自然の変化を捉えていると思えます。
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           ホトケノザ                      ホトケノザの芽生え
 
 アセビの新芽です。薄ら赤みを帯びています。枯れて行く葉と対照的で、新鮮さが伝わってきます。
 こちらはレンギョの新芽です。新芽がかたまっています。
 ドウダンツツジにも新芽を見ることができます。
イメージ 12イメージ 13イメージ 14     アセビの新芽             レンギョの新芽          ドウダンツツジの新芽
 
 この木はモクレンかな。この新芽はかなり前からあります。注意してみたら、表面に毛が沢山あるように見受けられます。
 ハナミズキのも果実です。どんぐりを赤く染めたような感じがします。
イメージ 15イメージ 16            モクレンかな                     ハナミズキの果実
 
 ススキが花をつけました。葯が表に出てきて、黄色いものが見えます。
ススキの鞘口を捉えることが出来ました。まわりに毛があることが分かります。
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ススキ
 
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            ススキの葯                      ススキの鞘口
 
 ここのセイタカアワダチソウも花をつけ始めました。2度ほど刈られ背丈は低くなりましたが、何とか花をつけることが出来たようです。
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   記  平成23年10月21日(金)