公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ツルマメの花を確認できました

9月16日(金)
 
 4時近くの公園には、近くの保育園の園児、早く学校を終えた小学生が賑やかに遊んでいました。「キャーキャー」いう子供たちの声も広い公園では気になりません。子供たちは生き生きしていました。
 
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子供が沢山遊んでいた
 
 公園をゆっくりと植物を見て回りました。芝生が青々としてきました。少しは暑さが収まってきているかもしれません。前方に雑草の株が見えます。背丈の低いコニシキソウが地を伏して占拠していたところです。
 近づいてみると、メヒシバがコニシキソウニ覆いかぶさっています。メヒシバが占有を始めているように見えます。
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    コニシキソウが地を伏していたところ            メヒシバが占有を始めている
 
 ススキ(と思います)の群れの中にタチスズメノヒエが点在しています。タチスズメノヒエの姿は遠くから見るとススキにやや似ています。
 スズメガヤが枯れ始め花期を終えようとしています。この花とニワホコリ、カゼクサが明確にできませんでした。カゼクサはもう見られても不思議ではないのですが、それらしきものが見当たりません。
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  ススキの群れにタチスズメノヒエが点在         枯れ始めたスズメガ
 
 まわりでススキが咲き始めましたが、公園内では未だです。ここに見られるのは恐らくススキと思われます。ススキとセイバンモロコシの区別が難しいです。セイバンモロコシは、まっ盛りに咲いています。どうやらセイバンモロコシの葉の方が幅が広く全体が大型に見えます。
 エノコログサの群れの中に黄色いオシロイバナが咲いていました。オシロイバナもなかなか繁殖力の強い植物です。
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         ススキと思われます                   黄色いオシロイバナ
 
 ここはエノコログサが占拠しています。公園内を見渡すとそれぞれの植物は自分にあった場所で勢力を広げているように思えます。
 シャリンバイの先端に新芽が出てきて、花が咲き始めたようです。一方では実を熟し、一方では花を咲かせています。ちょっと奇妙に見える光景です。
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イメージ 13      エノコログサが占拠している                 シャリンバイが咲く
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         シャリンバイの花                     シャリンバイ果実
 
 エノコログサ、タチスズメノヒエ、ヒメムカシヨモギが混在しています。
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ハギの花ですが、萎んでしまっています。花が終わったのかな?。実ができているような気がします。それにしてもちょっと早すぎるように思えます。
 アメリヤマゴボウが再生して花を付け始めました。刈られてから、よくここまで成長してきたと感心します。
イメージ 8イメージ 9             ハギ                          アメリヤマゴボウ
 
 これはアキエノコロかと思います。大分穂が長くなっています。グンバイナズナも復活して花をつけています。雑草の活性力に感心させられます。
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アキエノコロ                       グンバイナズナ
 
 ワルナスビも復活してきれいな花を咲かせていますイヌナズナに似ていますが、花がずっと大きいようです。茎に棘があるのが特徴といわれています。
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 ワルナスビ
 
 ツルマメの花を確認できました。マメ科のこの植物がどんな花を咲かせるのか、なかなか見る機会がありませんでしたが、偶然確認することができました。紫色をした小さな花です。カラスノエンドウの花をさらに小さくした感じです。マメ科の花の特徴ははっきり分かります。
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  記  平成23年9月16日(金)