公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

キダチチョウセンアサガオが咲く

9月17日(土)
 
 残暑が続いています。 11時ごろカメラを持ち、のんびりと京急の土手の植物散歩に行きました。 
 
 京急のフェンスにはアサガオがツルを絡ませ猛威を振るっています。アサガオにこんな力があるとは思いませんでした。花を見るとやさしさを感じますが、全体の光景を見ると脅威を感じさせます。フェンスを覆う朝顔に2種類あります。1つは普通の青いアサガオもう1つは白色をしたマメアサガオと思います。
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アサガオのカーテン
 
 線路際の花壇に、キダチチョウセンアサガオと思われるアサガオに似た大型名花が咲いています。枝から釣り下がっている姿はひときわ目に付きます。
 そのすぐそばの線路の路肩にランの一種と思われる花が咲いています。名前が未だ不明です。
 
 手前にアキエノコロ奥にススキが見えます。石垣にはアサガオが這いつき咲いていました。
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        手前ににアキエノコロ奥にススキ                  アサガオ

 土手の上のほうにオレンジ色をした花が有ることに気がつきました、「そろそろキクイモかな」という予感がしました。注意して一段高いところに足を踏み入れて見ると、やはりキクイモでした。本格的な秋に近づいた気がしてきました。
イメージ 7イメージ 8 キクイモ
 
 こちらはイノコズチです。この付近でもだいぶ目にするようになりました。
 ヤマブキが咲いています。春咲き、夏は休み、また咲き出しています。花の期間がずい分長い種類と感じました。
イメージ 9イメージ 10イノコズチ                ヤマブキ
 
 土手の多くを覆っているのはセイバンモロコシです。ススキを追い出し勢力を拡大しています。土手の下の縁にはツユクサが繁茂しています。この草も長い期間咲いています。緑一色の中に見える青い花はいつまでも人の注意を引き付けます。
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セイバンモロコシ               ツユクサ
 
 ここにはヒメジョオンの姿が見えます。既に多くの仲間が花期を終えているのですが、晩成のものと思えます。花は盛んなときのものより一回り小さく映ります。
 土手の下ではメヒシバが大群をなしています。
イメージ 12イメージ 15ヒメジョオンの姿が見えます                メヒシバの大群
 
 土手の上、下にポツリポツリヨモギの姿も見え、それぞれが小さな花をつけてきています。肉眼では花の様子はよく分かりません。
イタドリは大きく刈られたのですが、生きる力が強く、フェンスの網を抜け出し花をつけてきました。力強さを感じます。
イメージ 19イメージ 16              ヨモギ                           イタドリ
 
 土手の表側に回ってみると、ここに設けられたフェンスにもアサガオが絡みついて大きなカーテンを作っています。日のよくあたるところでは、オシロイバナが群がっています。その上をコヒルガオがツルを伸ばし花をつけています。 
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        アサガオフェンス            オシロイバナの上のコヒルガオ   
 
 線路沿いではヒメムカシヨモギが小さいが、順調に成長し花を付け始めています。鉄道草という別名がありますが、名の通り線路に沿ってよく咲いています。昔の人の観察力に驚かされます。
土手の下ではアメリカセンダングサが花の数を多くしてきました。
イメージ 13イメージ 14         ヒメムカシヨモギ           アメリカセンダングサ
  
 
  記  平成23年9月17日(土)