クズの花を求めて
9月6日(火)
天気が不順日が続きます。今日は回復してきたようです。気温が上がり、暑くなってきました。公園の
花、第二国道の花を疎かにしていました。先日の撮影を元に記載します。
タチスズメノヒエが生育していてところです。ご覧のようにすっかり回復し、また花をつけています。メヒシバ、エノコログサ、コニシキソウなどを見ることができます。地表面を刈られただけなので、根は残っていました。また、地に付していた小さなものは刈られるのを免れることができました。強力な人の草を刈る力から身を守る知恵をはたらかせているように思えます。
人の草を刈る力から身を守る知恵をはたらかせている
タチスズメノヒエは見事に花をつけました。
タチスズメノヒエ
バッサリ刈られたタケニグサ、もうだめかと思いましたが、生き延びてきました。メヒシバ、カタバミなどに混ざって葉を広げ出しています。画面の右側を見るとイノコズチが写っています。観察していたときは目がタケニグサへ行っていたので気がつきませんでした。このように画面に撮っておくと思いがけない拾い物をあるようです。
タケニグサ
サルスベリ、きれいに咲いています。写真に残そうと撮りましたが、逆光になってしまいました。
ここでも雑草たちは元気を取り戻しています。タチスズメノヒエを沢山見ることができます。大きな株をなしているのはセイバンモロコシかススキかと思われます。花の咲くのを待ちたいと思います。
サルスベリ(逆光) 元気を取り戻す雑草
やはりボケですね。また花をつけました。何度も見ますが、ボケの花は色が鮮やかです。この赤色も大変鮮やかです。
公園から少し離れたJRの土手を見ました。ここにもいろいろな植物が現れてきます。四季を追って植物を追いかけているといろいろな発見があります。8月前半、夜になると黄色いオオマツヨイグサが沢山咲いていました。夜ここを通った人だけが、その美しさを知ることが出来ました。公園の雑草が刈られると時期を同じくして、ここもサツキを残し刈られました。今は小さな芽生えが観察できます。イヌホオズキ、セイタカアワダチソウ、?(マメ科)、ススキを見ることができます。
今日はここまで来たので、先日確認したクズの花を撮影しようと第二国道まで足を伸ばしました。クズはつる性の大型な植物です。私はこの植物を「雑草の王様」と呼んでいます。この這うツル、その太さ、葉の大きさどれをとっても、他のものを圧倒しています。電柱などに巻きついている姿を見ると恐ろしさも感じます。花は大型ですが、紫色がかり、マメ科の花の特徴を示しています。
クズ
撮影 平成23年9月4日(日)
記 平成23年9月6日(月)