アキエノコロとキンエノコロの特徴
9月5日(月)
相変わらず天気が安定しない。日差しが出ると暑くなるが、急に雨が降り出すので、外でゆっくりはできない。 今日は昨日調べていたものを載せます。
アキエノコロ
公園にアキエノコロが無いので、ありそうなところを探してみた。公園の向かい側の倉庫の隅を見るとエノコログサより一回り大きく、しかも穂が曲がっているものがあった。おそらく間違いないだろうと見当をつけ詳細をしらべてみました。
結果は下記の通りです。
全体
背丈75cm、下のほうの節で分枝していない。節は褐色がかリ、膨らむ。小穂の剛毛は緑色
葉
長さ27cm、幅1.2cm
葉鞘となって茎を包む。鞘口はV形、わずかに身近い毛がある。 葉舌は膜のような毛1~2mm
上部の葉は元近くが広く、下部の葉は中央付近が広い。
中肋が出ている。
葉鞘は茎を包む 膜のような毛のような葉舌
中肋が出ている
穂
伸ばすと11cm
小花
3mm 剛毛が長い1cm
キンエノコロ
このところ目立ってきたものです。普通のエノコログサとは違っています。小穂の剛毛を見るとどうやら金色に色づいていそうです。確信はありませんが、キンエノコロと思っています。
もしかしたらと期待を寄せ詳細を調べてみました。
結果は下記の通りです。
全体
背丈41cm、下のほうの節で分枝していない。節はうすく褐色がかリ、少し膨らむ。下部の茎は紫が かる
剛毛は金色
葉
長さ14cm、幅6mm。元が広い。葉鞘となって茎を包む。鞘口は毛が無く、閉じている。葉舌は膜のような毛1~2mm
元が広くだんだん細くなり、先端は尖る。
鞘口 葉鞘
葉舌
穂
長さ3.5cm
小花
3mm 剛毛が取れやすい。剛毛5mm
記 平成23年9月5日(月)