ムラサキエノコロ
9月4日(日)
公園などの雑草が刈られる前はアキエノコロらしいものが見られましたので、探しましたが、今公園では見当たりません。新しく咲き出しているのは、大方の小穂が真っ直ぐ伸びているので、どれもエノコログサのようです。アキエノコロは小穂が一回り大きく、曲がるということですので探し続けたいと思います。
アキエノコロについて書く予定でしたが、ムラサキエノコロがありましたのでこの花の特徴を調べて見ます。
全体 小穂
ムラサキエノコロ
これはムラサキエノコロと思います。エノコログサの緑色の穂は日にちが経つと黄色みがかってきます。この時期が難点で「キンエノコロと違う?」と混乱してしまいます。しかし、これは枯れかけているわけではありません。小穂の毛が紫色をしています。
特徴を調べると次のようになっています。
全体
背丈60cm 下の方の節で分枝は明確でない。 節は濃い褐色で、膨らむ。
下の茎は濃い褐色をしている。上の茎は真っ直ぐ伸びる。
小穂5.5cm、剛毛は紫。
下の方の節 真っ直ぐ伸びる
葉
長さ15cm 幅8mm 表裏に毛は無い。葉の根元は開いて茎につく。
葉鞘の付け根の裏側の褐色がかった斑点がある。
葉舌は薄い膜状。
長さ15cm 幅8mm 葉の根元
褐色がかった斑点 葉舌
小花 1~2mm,剛毛2~3mm
非常に小さいので、詳細は明らかでない。
記 平成23年9月4日(日)