ヤブラン 、 ハナノトラノオ、アメリカセンダングサが咲く
9月9日(金)
午後の神奈川通り公園にはほとんど人が居ませんでした。花壇を見ると、縁に植え込まれていたヤブランが花を咲かせていました。暑い夏の間、根元から白色に縁取られた沢山の葉を出し、人の目を楽しませてくれ、花を咲かせる時期を待っていたようです。
ハナノトラノオも咲き出しました。芽生えたときは沢山ありましたが、この時期には大分個体数が減ってきたように見受けます。下のほうから咲き始め、上の方へと花の数を増やしていきます。淡いピンク色が人の心を引き付けます。
オレンジ色のキバナコスモスが沢山咲きました。真夏の暑い昼間は多くのものが頭をたれ、苦しそうでした。枯れていったものも出ました。残ったものはこんなにきれいに花を咲かせてくれました。
木陰にランタナが咲きました。もちろん人が植えたものです。一般の家庭にも植えられています。
キバナコスモス ランタナ
ここはメヒシバが独占しています。大いに茂ってメヒシバも勢いがなくなってきたようです。
ムクゲが咲いています。そろそろ終わりかな?と一時思えたのですが、このところ花の数が増えてきたようです。よく見ると蕾もまだまだ沢山あります。
ニセアカシヤは蕾から花をつけたようです。高いところに花をつけているので、ここからはよく観察できません。
公園の外の道端を見るとアメリカセンダングサが花を付け始めました。オレンジぽい色をしています。
ニセアカシヤ アメリカセンダングサ
9月8日(木)観察分
最近京急の土手に小さなアサガオが沢山咲き出しました。自然のものではなく、明らかに人が種子をまいたものといえます。ここ一帯が刈られたとき、まだ発芽をしてなかったもの、芽生えていたが、小さくて難を逃れることができたもの、隅のほうで難を逃れたもの・・・と生い立ちはさまざまだが、自然の種でないことは明らかです。つる性で、時期のもののせいか、他の植物を圧倒しています。この生き様を見ると、優しそうな花の陰に繁殖力の恐ろしさを覚えます。
このフェンスは、ごらんのようにアサガオのカーテンになっています。端から端までびっしりです。見事といえます。
アサガオと同じように、オシロイバナがものすごい勢いで繁茂しています。あれよ、あれよと思っている間にこのような景色になりました。アサガオと比べ大きな株をつくるように繁殖しています。少しばかり咲いているところはきれいに見えますが、こうなると花のきれいさ、美しさはなくなってしまいます。
記 平成23年9月9日(金)