公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オオマツヨイグサの開花

7月17日(日)
  
 17日の朝、8時前、真夏の日差しは既に強く、公園にはほとんど人はいなかた。
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                           誰もいない公園
 
 昨日確認できなかったオオマツヨイグサ(いままでアレチマツヨイグサと思っていたのはオオマツヨイグサらしい)の開花を見に行った。オオマツヨイグサは咲いていたが、みんな元気がなかった。開花が終わったようにも見受けられた。
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                    みんな元気がないオオマツヨイグサ
 
 開花の確認が出来ず、辺りを捜して見ると1つだけ開いていた。やはり夜に開くらしい。今晩、再度確認しようと思う。
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                                  開花したオオマツヨイグサ
 
 来たついでに、公園内を一回りしてみた。コニシキソウがずいぶん広い範囲に見られた。対生に出た小さな沢山の葉が地面に沿って広がっていた。
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 オヒシバが見られた。道端では、沢山見かけるのですが、公園内ではまだ数が少ない。
これはコメヒシバ。メヒシバより一回り小さく、穂もかなり細くなっている。
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イメージ 10             オヒシバ                          コメヒシバ
 
 これはスズメノヒエのようだが、やはり少し違っている感じがする。小穂がやや多い気がする。日本帰化植物図鑑(長田武正)によれば「タチスズメノヒエ」が出ている。これによく似ている。昨日に続き見て
いるのだが、よく分からない。葉鞘、葉舌を見るとともに毛がある。
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       タチスズメノヒエ                            葉鞘、葉舌
 
 10時過ぎ、スズメノヒエの確認へ行くと、町内の人が2~3人いて、ボランティアで草刈をしていた。私が目当てにしたところは既に刈られてしまっていた。その場では確認できなくなってしまった。仕方なく、他を捜し求めた。すぐそばに問題のスズメノヒエはあった。葉鞘、葉舌の写真を撮ってみた。カメラの性能の限界かはっきりしたものは撮影できなかった。
 
  記  平成23年7月17日(日)