公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

エノコログサ・スズメノヒエが出現

6月18日(土)
 
曇り空の中に薄日が差してきた。公園には子供たちが沢山出ていた。みんな黄色い帽子をかぶっていた。見るからに小学生ということが分かる。子供たちに聞くと、やはり近くの小学校2年生であった。「土曜日だから休みでないの」と聞くと、「土曜参観」ということだった。子供たちは観察記録を公園の路地に置いたまま草むらをはしゃぎまくっていた。
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入り口のビヨウヤナギが黄色い花を付けていました。路地をはうような低木だが、しっかりと花を付けていた。同じビヨウヤナギでも道路側の背丈の高いものはちらほら散り始めている。
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                  入り口のビヨウヤナギ                                         道路側のビヨウヤナギ
 
アガパンサスがきれいになりました。
ススキに埋もれてしまっているアジサイを今までとは反対側から撮影しました。ガクアジサイということが分かります。アジサイの青色はどんよりしたつゆ気分を晴らしてくれます。緑の中に一段と映えます。
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            アガパンサス                        ガクアジサイ
 
先日鮮明に撮れなかったアレチギシギシです。今回は多少鮮明に撮れました。しかし、「アレチギシギシ」の名前の通り、見栄えはよくありません。注意してみるとギシギシを少し小柄にしたように見えます。
イヌムギが出てきました。ここは1度人の手が入り草刈が行われた場所ですが、生き残っていたものだろうか。生命力の強さを感じます。
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           アレチギシギシ                     イヌムギ
 
先日はたった1本のエノコログサでしたが、本数を増してきました。
スズメノヒエが出現しました。こんなに大きくなり、しかも花を付けているとは気がつきませんでした。花を付けていなかったから見過ごしていたのだと思う。イネ科の植物の同定は難しいです。花を付けないとまったく分からない状況です。こまめに観察を続ける必要性を感じさせます。
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          エノコログサ                          スズメノヒエ
 
これはヒルガオですが少し変わっています。今までのヒルガオより幾分葉が小さいようですが。
コマツヨウグサの黄色が綺麗でした。
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             ヒルガオ                        コマツヨウグサ
 
綺麗に咲き誇ったシモツケが夏期を終えようとしています。メドハギが長く伸び、先端の様子が少し変わってきました。花でもつけだすのだろうか。注意して見ようと思います。
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           シモツケ                           メドハギ
 
タケニクサのつぼみが膨らんできました。そろそろ花が開きそうです。キュウリグサか一時勢いがなくなったが、すこしぶり返して咲き出したようです。
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            タケニクサ                        キュウリグサ
 
これは何なのかな?コニシキソウかと思い撮影したが、どうも違いようだ。コニシキソウには葉に斑点がある。しかしこれには明らかに斑点はない。キンシバイの芽生えか?。葉の並びは似ている。よく調べてみよう。
これはノミノツジリと思います。ハコベ、ミミナグサ、ノミノツジリ、ノミノフスマ等よく似ている。区別はなかなか難しい。
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              ?                             ノミノツジリ
 
キランソウが咲いている。この花を見るのはいつも日陰、森林の中でした。こういうところにも生育しているですね。来年も見ることが出来るか疑問です。シロザが伸びてきました。気がついたはこれ1本です。イメージ 18イメージ 19
 
            キランソウ                          シロザ
 
カタバミはいつも顔を出します。強い植物なんですね。
これはなんだろう。今まで気がつかなかった。アオジソと思います。こんなにも群をつくるのかなあ。
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            カタバミ                           アオジ
 
アレチマツヨイグサ180cm近くなりました。まだ花を付けていません。夕方になると、黄色い花を付けるのが楽しみです。
これはチガヤです。一見ススキに似ていますが、どう見ても時期が早すぎます。穂が開かないところから、よく見るとチガヤと判定できます。
イメージ 22イメージ 23         アレチマツヨイグサ                         チガヤ
 
記  平成23年6月18日(土)