公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

続 ヒメムカシヨモギとヒメジョオンの違い

6月13日(月)
 
ヒメムカシヨモギ
先日の写真は天気の悪い日のものでした。しかも、家へ持って来ての撮影でした。そのため特徴がはっきり分かりませんでした。改めて天気のよい日にその場での撮影を試みました。
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葉の縁に開出毛があることが分かります。葉柄近くなると長くなっていることも分かります。鋸歯がまばらで、24個ということも分かります。
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葉は中央が膨らむ卵形。下部の葉には鋸歯があるが、上部の葉の鋸歯は目立たない。表面には全体に短毛がある。裏面の毛は不明。茎には稜線があり、まばらに短毛がある。
イメージ 5イメージ 6           下部の葉                           上部の葉
 
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               裏                           稜線
 
アレチノギク 
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茎の毛が目立ちます。葉には短毛が密生していて触ると厚ぼったさを感じます。葉の根元の方にまばらに長い毛があります。葉の縁は少し波を打っています。鋸歯は不明です。
イメージ 10イメージ 11         縁は少し波を打つ                    葉の根元の長い毛
 
ヒメムカシヨモギヒメジョオンの違いが分かってきた様な気がします。葉の形だけではなく、詳細に他の観点についてもよく観察することが大切であることが分かりました。
 
記  平成23年6月13日(月)