公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

スズメノチャヒキが出現してくる

5月23日(月)
 
イメージ 1
 
  今日は曇り空、雨が降りそうな天候である。公園ではグランドゴルフを楽しんでいる人がいた。高齢者にとってはいい運動になるそうだ。
 
公園の緑があせてきて、美しさがなくなってきた。猛威を振るってきたイネ科の植物が衰えてきたのが一番の原因と思えます。
ネズミムギで覆われ、目立たなかったヒメコバンソウが沢山現れてきました。でも、そろそろこの花も終わりに近づいている気配がします。イチゴツナギも茶褐色になってきました。
イメージ 11イメージ 2
                     ヒメコバンソウ                                                     イチゴツナギ
 
ピンクの小さな花が咲いている。何という名前なのか、分かりません。花の数が少なくなってきたので、小さいが一際目立ちます。
コマツヨイグサの数が大分増えてきました。昼間、今日は薄暗いからか、咲き始めています。夕方になると、もっと際だってくると思います。
イメージ 3イメージ 12
           ?                                    コマツヨイグサ
 
これはカラスムギか、イヌムギか・・・。遠くからはカラスムギのように思えた。でも、ちょっと様子がおかしいので、近づいて見直してみた。やはり、カラスムギではない。イヌムギか?。それにしても小花の先に長いのぎがついている。今まで見てきたイヌムギにはこのようなのぎはなかった。そこで調べました。スズメノチャヒキであることが分かりました。長田武正博士の「日本帰化植物図鑑」によると、スズメノチャヒキの仲間の「ムクゲチャヒキ」らしいです。「スズメノチャヒキ」という名は以前聞いたことがある。そう、何年も前、この花を見つけたことを思い出しました。暫くすると忘れてしまうものですね。
イメージ 4
イメージ 5
                  ムクゲチャヒキ
 
カラスノエンドウはこんな姿になってしまいました。こうなると人はゴミ扱いにしてしまいます。先日、「?ミソハギ」と書いたものです。ここは、湿原ではないし、その時はよく分かりませんでした。図鑑で調べ、「メドハギ」ということが分かりました。
イメージ 6イメージ 7
         カラスノエンドウの果実                     メドハギ
 
イメージ 8
 
イチゴに似ている花これはナワシロイチゴ。「苗代の頃に赤い実が熟す」ということからこのように呼ばれているとのこと。
 
 
 
 
 
 
 
                 
                     ナワシロイチゴ
 
道路に面したところのハクチョウゲが満開で、沢山の小花を付けています。また、葉が茶褐色で、汚らしく見えたサツキが花を咲かし始め、目を引くようになってきました。
イメージ 9
                            ハクチョウゲ
 
イメージ 10
記  平成23年5月23日(月)