ハクチョウゲが満開となる。アジサイも色づき始める
5月21日(土)
倒れ始めたネズミムギ 枯れ始めたミミナグサ
朝から気温がぐんぐん上がってきました。現在30℃近くなっています(お昼頃)。
公園では親子連れが沢山出て賑やかにしています。
初夏を迎え浦島公園の植物相にも変化が現れてきています。
ハクチョウゲが満開に近くなってきました。このように花を沢山付けると、1つ1つは小さくても、見応えがあります。
満開のハクチョウゲ
今週に入ってタンポポの花の姿がめっきり少なくなりました。
見るもの見るものが綿毛を付けた果実となっています。
急激な変化をしています。
タンポポは夏期を終えると花茎をぐっと伸ばし、頂点に球形の果実を結びます。
種子と遠くへとばす準備をしていることが分かります。
しかし、今日は天気がよいのか、元気なタンポポをいくつか見ることが出来ました。
タンポポが衰えるのと時を同じくして、ホウコグサ、チチコグサモドキなども衰えを感じます。
左・・チチコグサモドキ 右・・ウラジロチチコグサ チチコグサモドキ
ゼニアオイは花の数を増やしました。
オオアレチノギクも大分前からその存在を示しています。
ポツンポツンとカモジグサが見られます。藪の縁などに行くと、今沢山見ることが出来ます。
オオアレチノギク カモジグサ
ヒメコバンソウの花の数が大分増えてきました。
イネ科の雑草が背丈を伸ばし、公園の花壇などを我が物顔のように占拠しています。
中でものネズミムギはものすごい勢いです。
シャリンバイを覆い尽くす状況になってきました。
でも、背丈が大きくなり花や果実を多く付けたことか、もたれ掛かるものが多くなってきました。
ヒメコバンソウ シャリンバイを覆うネズミムギ
こうなると、当然人の手が入ってきます。「草刈り」です。
雑草などを調べている私どもには「草刈り」は天敵のようなものですが、
仕方ないことと諦めざるを得ません。
しかし、雑草は強いです。草刈りが終わると、直ぐに次のものが現れてきます。
いま人がいくら刈っても、夏、秋の雑草は準備をしてきます。
そこには、自然の営みの力強さが感じられます。
草刈りの跡
アメリカフウロも夏期を終え、実を結んでいます。 jこの花を先日まで「ゲンノショウコ」と間違えていました。棘のように先がとがっている実が目立ちます。熟したものは黒くなり始めています。
これはアレチギシギシと思います。あまり綺麗には見えません。
今は、目立たない存在です。
アメリカフウロの果実 アレチギシギシ
チューリップが咲いていたところです。全く面影はありません。
一面を覆っているのは、ススキの新芽と思います。
これは何か?今のところ分かりません。「メドハギ」らしい。
チューリップが咲いていたところ メドハギ
モモやタブの木は葉を沢山付けてきました。
モモ マテバシイ
コデマリが咲いていたところです。
この花も大分前から咲いているのですが、名前が分かりません。現在調べているところです。恐らく園芸植物と思います。
園芸品は色々なものが多く、名前を知ることは大変難しいです。
コデマリが咲いていたところ
記 平成23年5月21日(土)