大きくなってきたハナモモの冬芽
1月28日(日)
浦島丘の藪から立町の方へ戻って来た。小学校前の丘にマンションがあり、その脇から立町見晴らし公園へ入る方法があると思い、階段を上って行った。公園の横へ着くと、入り口には柵がしてあり、中では工事が行われていた。これでは中へ入ることが出来ないと思い諦めた。遠くから目指すハクバイが見えたので、様子を見ると、花は未だのようだった。
ここから白幡の森へ向かった。階段を降りたり、上ったりして進んだ。シラカシが鬱蒼と茂る細道を進むと直ぐに白幡の森へ着いた。正面にエノキの大きな樹が見える。左側の道沿いにはハナモモ、カンザンなどのサクラの樹が植えられている。この公園はなだらかな斜面になっている。広場は日が射しているが、樹木付近は日陰になっていて、寒さを感じる。
白幡の森の広場
ハナモモとサクラ
ここのハナモモの樹は大きく枝を長く伸ばしている。手の届くところまで枝が下がっているので、冬芽が見やすい。モモの樹の冬芽は白色の毛で覆われている。ここの冬芽は他所のハナモモより豊かな毛で覆われ、一回り大きいように見える。計測すると長さ8mm、幅5mmあった。
ハナモモの冬芽
ハナモモの樹に並んでサクラの樹がある。確かこのサクラはヤエザクラだと思った。確認しようと、過去の写真を探したが見当たらなかった。冬芽を見ると、芽鱗には毛がない。従って、ソメイヨシノでないことははっきりしている。改めて花を確認したいと思っている。このサクラの前にシダレザクラが1本ある。まだそれほど大きくはない。シダレザクラの冬芽には毛があり、枝に伏すように付いている。
サクラ(カンザン?)
サクラ(カンザン?)の冬芽
シダレザクラの冬芽
公園中央のエノキは何時見ても雄大である。今は葉がないので、骨組みだけになっている幹や枝をそのまま見ることが出来る。くねくね曲がった枝がこれほど沢山出ている姿には吃驚させられた。エノキは上へも高く伸びるが横への広がりが顕著のような気がする。エノキの冬芽は小さい。今日は見られないだろうと思いながらも撮影してみた。やはり鮮明に写っていなかった。
エノキ
エノキの果実
エノキの冬芽(まだ見えない)
撮影:1月19日
記 平成30年1月24日(水)