ハゼノキについて
11月28日(火)
藪から出ようとすると、ハゼノキと思われる幼木があった。今、ハゼノキとヤマハゼの違いを考えていて、茶店前のハゼノキを見に行くところだった。茶店前のハゼノキは大きい樹なので、葉を間近で見ることが出来ない。丁度いい機会に恵まれたと思った。下記の資料では、2つの違いを詳しく説明している。その中で、2つの違いを一際分かりやすくしているのは、「ヤマハゼは葉の両面や葉軸に毛が多く、光沢がないこと」この点が決め手になると思えた。そこで、試料で、この点を確認した。
試料1
ハゼノキと思われる幼木
葉の表面:葉や葉軸に毛がない
葉の裏面:葉や葉軸に毛がない
試料2
茶店前のハゼノキ
葉の表面:葉や葉軸に毛がない
葉の裏面:葉や葉軸に毛がない
茶店を通り越し、野球場の方へ向かった。野球場の手前に、マルバマンサクの樹があった時は、此方へも足を向けたが、この樹が伐採された昨年からは足が遠ざかってしまった。野球場の前へ来ると、メタセコイアの樹が林立していた。三ッ池公園内には何ヶ所かにメタセコイアがあるが。ここにこれ程あるとは気がつかなかった。
高いメタセコイアから目を下へ降ろすと、ピンク色の花が見えた。いま時咲くのはサザンカと思えるが、この花はどちらになるのだろうか。「サザンカの雄しべは束になっていない」ということだが、見たところでは、確かなことが分からない。他に2つの違いを調べる方法はないものかと考えた時、葉を光に透かして見ると、サザンカの葉脈は黒く見えることを学んだことがある。そこで、この葉で実際に試したが、黒くは見えなかった。
サザンカ?
サザンカ?の花
葉脈は黒く見えない
撮影:11月21日
記 平成29年11月25日(土)