ソバの花の確認
11月27日(月)
池を見ると水鳥がいる。黒色はキンクロハジロと分かるが、頭が茶色の水鳥は何だろうか。見たような気がするので、昨年の記録を見直した。すると、ホシハジロの名前が出て来た(資料)。昨年は、キンクロハジロとホシハジロが一緒にいるところを写真に撮っていたことが分かった。
中の池と下ノ池の境のところにタチカンツバキがある。先日は咲き始めたばかりのようで、花数が少なかった。今日は幾分増えている。先日、タチカンツバキは「立ち寒椿」の意味で、「カンツバキに似ているが枝や幹は上に伸びる」と言うことを学んだ。確かに枝や幹は上へ伸びているだろうかと見たが、よく分からなかった。
右がタチカンツバキ
カンツバキ
里の広場へ入った。先日、右側の藪下にソバの花を見た。その時、ここに何でソバの花があるのか疑問を感じ、まだ信じられないでいる。今日は、この花を確認するのも1つの目的である。
観察したメモ
葉
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柄の付く部分が凹み、ハート形
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表裏に短い毛がる
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葉柄
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赤褐色で、多少毛がある
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茎
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疎らに毛があり、下の部分は赤みを帯びている
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花
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花弁がなく、萼が5深裂
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ソバ
葉の表面
葉の裏面
葉柄
ソバの花
特徴等調べた結果、やはりこの花はソバになる。ソバは虫媒花だという。どのような方法でここに生えて来たのだろうか。非常に不思議に思える。
ここから藪へ入ったところにクリの樹が1本ある。今年はこの樹の冬芽から花、果実まで見た。今、再び、冬芽に戻って来た。冬芽は先が黒っぽく、球形に近い。長さ3㎜、幅2㎜程であった。
クリの冬芽
道が続いているが、クリの樹から上へ入ったことがない。今日は興味本位で上がってみた。すると、右側の藪にノコンギクが咲いていた。今まで見た限りでは、もうノコンギクは終えてしまったようだったが、何となく入ったのがよかったのかも知れない。野生的なノコンギクの姿を見るのは、今年初めてのようだ。
イチョウの幹に紅葉したキヅタが巻き付いていた。先日、同じような光景を都筑の生態園で見て来た。その時の樹はミズキの樹だった。
イチョウの幹に巻き付いたキヅタ
撮影:11月21日