公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

花の広場の紅葉

1117日(金)
 
 花の広場の入り口へやって来た。池の向こうに紅葉の景色を見ることが出来る。樹木については確かなことは分からないが、茶褐色に色づいているのは、ケヤキと思われる。水面を見ると、水鳥が沢山見える。頭が黒く、目が黄色い。これはキンクロハジロと思われる。キンクロハジロは、日本で冬を過ごす冬鳥だという。
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 対岸の紅葉

 花の広場も紅葉が始まっている。左右に、葉が黄褐色になった大きな樹が見える。左側はカツラの樹と覚えがあるが、右側の樹の名前は覚えていない。そこで近づき、葉を見た。大きな葉をしている。この葉の形を見て、ユリノキと分かった。ユリノキはここから上った展望広場にあることは記憶にあったが、ここのユリノキのことはよく覚えていなかった。過去の記録を調べると、昨年の1116日に、ここのユリの樹を見ていたことが分かった。その時、この近くにコウテイダリアがあり、綺麗な花を咲かせていたが、今は、伐採されてなくなっている。
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花の広場の紅葉

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 カツラ

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 ユリノキの葉
 
 ピンク色のサザンカの花が咲いている。ここのサザンカの記録はないので、新しく植えられたものと思われる。未だ、咲き始めたばかりで、花数が少ない。
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 サザンカの花

 花の広場の右側は高台になっている。そこにはリョウブの樹が何本もあるので、勝手にリョウブの丘と名付けている。リョウブの樹を見ると、長い花序が残っていた。長く伸びた枝の先を見ると、冬芽が見える。正面の冬芽を見ると、芽鱗が1枚剥がれたようだ。リョウブの冬芽は、芽鱗が剥がれやすく、冬は裸芽で過ごすという。
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リョウブの花序の残り

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 リョウブの冬芽

 リョウブの丘から花の広場を見下ろすと、ここにも紅葉の一角が広がっている。中央のシラカシを中心にして、左側はヒメシャラ、右はコブシの紅葉の光景が見える。
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リョウブの丘から見える紅葉

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ヒメシャラ

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コブシ

撮影:112

  記  平成29118日(水)