公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

みなとみらいの街路樹 ケヤキの紅葉

1026日(木)
 
 台風が去って1日過ぎた。天気が回復してくるかと思ったが、余り芳しくない。今日は、みなとみらいの方へ行く用事があったので、ついでに街路樹を観察した。
 ランドマークからクイーンズタワー沿いにある道を海の方から歩き始めると、街路樹に色が付き始めていた。このところ雨模様の天気が続いていたので、外へ出る機会がなかったので、こんなに変わっているとは思わなかった。樹形から見ると、ケヤキと思う。同じケヤキの樹が続いているので、この道はケヤキの道ではないだろうかと思って歩いていると、確かに「ケヤキの道」の標識があった。ケヤキは成長が速く、春から夏の緑、秋の紅葉が美しい。更に、樹形が綺麗なので、一層美しい景色を作り出す。公園の樹、街路の樹としては多くの人に親しまれている樹である。
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ケヤキ通り

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紅葉を始めたケヤキ

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 紅葉を始めたケヤキの葉

 一寸脇道へ入ると、トチノキが見えた。1本だけかと思ったら、この先へ何本も続いているようだ。すると、ここの道はトチノキ通りになるのだろうか。標識があるか、付近を探したが見つからなかった。下記の資料を見ると、この先から、みなとみらい駅北、みなとみらい交番入口を通りさらに先へと続いているとのことだった。
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 この樹は街路樹というより、ビルの植込みに植えられている樹木である。楕円形の全縁の葉、冬芽の形を見ると、タブノキに見えるが。もう少しよく見ておくべきだった。
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 タブノキ?の葉

 葉が疎らな細い樹が見えてきた。葉は欠けているものが殆どで、何の樹か判定しにくかったが、「ハナノキ」と記名されていた。この名前は初めて聞く名前である。下記の資料によると、カエデ科カエデ属 (落葉高木)で、別名がハナカエデであるという。また、資料2によると、「最近では街路樹や公園などに植栽されていることも多い」と記載されていた。
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ハナノキ

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ハナノキの葉

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 ハナノキの冬芽

 初めて見る葉の大きな樹があった。ロドレイヤ・ヘンリーと記名されており、マンサク科の園芸種のようだ。葉の裏が白いというので、裏返してみた。成程灰白色であった。下記の資料によると、日本では戸外で越冬できない温室植物というが、東京周辺では冬でも戸外で越冬できるという。また、選定に強く、刈り込むと姿のよい樹形に仕上がるという。
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ロドレイヤ・ヘンリー

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ロドレイヤ・ヘンリーの葉

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 ロドレイヤ・ヘンリーの葉の裏:灰白色

撮影:1024
 
  記  平成291024日(火)