公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

この野鳥はダイサギかチュウサギ?

825日(金)
 
 農道を歩いていると、遠くに白色の大きな鳥が見えた。若しかしたらシラサギではないかと思った。暫く見ていたがあまり動かない。写真に撮れそうだと思い、直ぐにカメラをセットして、レンズを向けた。未だ、動きそうもないので、ピントを合わせ撮影した。シラサギについて調べ始めると、資料1で、シラサギという野鳥はダイサギチュウサギコサギアマサギ4種類の総称と分かった。このうちのどれかを調べていくと、ダイサギチュウサギになりそうに思えてきた。この2つのどちらかというと、判定は中々難しい。
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 水田の水が緑一色に染まっている。これは何だろうか。こういう現象は過って見たことがある。ウキクサが水面を埋めているのではないと思い、過去の資料を見た。一昨年見ており、確かにウキクサと記してあった。その時のことを思い出した。少し取り出して、詳しく見たいものだが、残念ながら水田へ近づくことが出来ない。
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 水面を埋めているウキクサ

 オモダカが見える。名前はよく聞くが実際に見るのは久しぶりである。花を思い出そうと、過去の資料を見たが、写真がなかった。確かに花を見た記憶がある。写真にないとすると、相当前のことになる。資料で写真を確認してみた。その写真を見て、つい最近見たヘラオモダカを思い出した。花はオモダカによく似ているが、葉がヘラ型をしているところが違っている。
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 ここの水路沿いはどういう訳かメヒシバがずっと続いている。水田の一画を見てきたが、場所によって植物の生態が少しずつ違っているのが分かる。「何でここはシナダレスズメガヤでなく、メヒシバが生育しているのか」また、その逆のことなどを考えると、自然の不思議さが増してきて興味深くなっていく。シナダレスズメガヤは根茎や根が強靭であり、大きな株になる(資料1)。メヒシバは、茎の下部が地表に接して節から根をおろし増えていく(資料2)。2つを比べると、メヒシバの根はシナダレスズメガヤのより弱く、やわらかい土でないと生育が難しいのではないかと推定される。
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 メヒシバの群生

 タデの花が見える。このタデは何というタデなのだろうか。葉に1対の黒色の斑紋が入っている。黒色の斑紋が入っているタデを探すとハルタデ、ハナタデ、サナエタデについては多くの資料に記述されている。写真等を比べて見たが、このタデはこの3つとは違っているようだ。イヌタデのような気がするが、イヌタデの葉に黒い斑紋があると記されている資料は下記の資料を除くと見つからなかった。まだ検討する必要があるようだ。
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撮影:814

  記  平成29819日(土)