公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

イヌトウバナが咲いていた

818日(金)
 
  先ほどイヌコウジュの写真を撮ったところ、周りにイヌトウバナが写っていた。そのイヌトウバナらしいものが山道を歩いていると、再び、下の溝沿いに見えてきた。先程は花が咲いていなかったが、今度は花が咲いている。見ていてもイヌトウバナとはよく分からないので、何枚もの写真を撮ってみた。

主な特徴を調べると、下記のようになっていた。

背丈
 観点
55
 
つき方
対生
大きさ
長さ4㎝、幅2.5㎝、葉柄1
表面
短い毛が疎らにある
葉脈上には密生している
裏面
腺点があり、葉脈上に毛がある
大きさ
長さ3㎜、幅4
唇形、上唇の先が浅く2
下唇3裂し、中央が大きい
開出する長い毛がある
表面
下へ向く毛がある
 
 
イメージ 1
溝沿いに現れたイヌトウバナ

イメージ 2
葉の表面:短い毛が疎らにある、葉脈上には密生している

イメージ 3
葉の裏面:腺点があり、葉脈上に毛がある

イメージ 4
花:上唇の先が浅く2

イメージ 5
下唇:3裂し、中央が大きい

イメージ 6
萼:開出する長い毛がある

イメージ 7
茎:下へ向く毛がある

 過去の資料1、資料2及び資料3を合わせながら考察してみた結果、この花はイヌトウバナになるようだ。名前の似たトウバナは春に咲くので、この花とは違う。
 
撮影:89

  記  平成29814日(月)