公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

サルスベリの花が咲き誇っている

816日(水)
 
 公園のサルスベリはもう大分前から咲いている。近くにある公園であるが、なかなか行く機会がなかった。雨上り後久しぶりに出かけ、写真を撮った。サルスベリ1つの花は大きい。縁が縮れた花弁が67枚あり面白い形をしている。樹の下を見ると、花弁が落ちている。早く咲いた花はもう散り出しているようだ。
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 滑り台の近くを見ると、コスズメガヤが広い範囲に広がっていた。コスズメガヤは毎年見るが、これほど広範囲に広がった光景は初めてである。このところ雨が多かったので、急激に成長してきたようだ。
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 スズメガ

 滑り台の下は日陰になっている。居心地がいいのか、ここにはコスズメガヤをはじめ、メヒシバ、シマスズメなどの雑草が沢山見える。中でも一番多いのはメヒシバである。
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 滑り台の下の雑草

 久し振りにカンヒザクラを見た。葉が多くなり、一回り大きくなってきたようだ。枝の先端を見ると、3つの冬芽が出てきている。拡大してみると、もう一人前の冬芽になっている。太陽の光を反射している茶褐色の芽鱗が艶々して見える。
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 カンヒザクラの樹のすぐ下に、クワの樹が見え、大分大きくなってきている。このクワは誰かが植えたものではなく、自然に芽生えてきたものと思う。近くの別の公園でも同じクワの樹が芽生えている。
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 芽生えてきたクワ

 アジサイが大きくなってきた。花の時期は小山の様に沢山の花を咲かせ見事だった。その時より一回り更に大きくなったようだ。アジサイの奥に頭を出した樹がある。ここに樹があったのだろうか。近づいてみると、ヤブガラシのようである。アジサイに絡まって上がってきたようだ。
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アジサイの上へ出て来たヤブガラシ

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 直ぐ近くのハナモモの樹が大分高くなった。先程のアジサイをはじめ公園内の樹木は皆ひと回り大きくなったようだ。ハナモモの樹は、昨年までは見上げる程でもなかったが、いまでは見上げなければ、樹の上の方は見えない。葉の間を見ると、大きくなった果実が沢山見える。
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 ハナモモの果実

 カリンの樹も大分上へ伸びてきた。数か月前より吃驚するほど大きくなっている。その後ろのサクラの樹も大分大きくなっている。カリンと後ろのマテバシイはほぼ同じ高さに見える。カリンとサクラの2本の樹の間は、もう通り抜けることできない。
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マテバシイ・カリン・サクラ

撮影:89

  記  平成29812日(土)