マユミに蕾が現れる
3月31日(金)
水車小屋の脇のマユミを見た。ここまで来る間にもマユミの樹は何本も見てきたが、ここでよく見られるということで、写真を撮ってこなかった。ここまで来る間に見たマユミの樹には葉が出始めていた。ここのマユミを見ると、葉が随分出ているだけでなく、小さな粒状の花芽も出ている。何か葉が出ると同時に花芽も出たように見える。マユミは活発に動き出したことが分かってきた。
葉と花芽が出たマユミ
マユミの花芽
すぐ下にコムラサキがある。昨年この樹を見ていた時、長い間冬芽が大きくならず、枯れてしまったのではないかと思った。それが、随分遅れて緑色の色がつき、生きていたことが強く印象に残っている。今の冬を計測すると、長さが2㎜、幅が1㎜である。冬芽はやはり小さい。
コムラサキの冬芽
コムラサキに付くようにウツギの樹がある。見ると、もう新葉が出ている。冬芽が対生であったので、新葉も対生になっている。新葉の表は明るい緑色で、裏は灰緑色になっており、両面に毛が密生している。葉の縁、鋸歯、裏側から見る葉脈が赤褐色になっているのが目を惹く。
ウツギの冬芽
ウツギの新葉
ここからの畦道にはハンノキが次々と出てくる。昨年の暮れからここのハンノキを見てきたが、今年は雄花、雌花が両方とも咲かなかった。何が原因だったのか調べてみたい。冬芽を見ると、黄緑色がかってきた。この冬芽は裸芽なので、葉の感じが分かり、葉脈も推測できる。
ハンノキの冬芽
水田に目を移すと、土が耕されている。昨年残された切株や、芽生えた新芽はどこに行ったのか分からなくなっている。ここに肥料が施され、今年の水田作業が始まるようだ。この光景を見ると、稲作が随分近づいた気がしてきた。
水田風景
この赤みを帯びた樹の花や葉を未だ見ていないので、若しかしたら違うかもしれないが、冬芽の様子から見てミズキと見ている。今年は、花は分からないが、葉は見られることと思う。昨年は、確認しようと思っていて、確認しなかった。
ミズキ?
ミズキ?の冬芽
撮影:3月23日
記 平成29年3月28日(火)