公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ムラサキハナナ(ショカツサイ)、 タチツボスミレが咲く

326日(日)
 
 東京でソメイヨシノ開花宣言がされたが、此方では先日の寒さで、開花が躊躇している状態である。昨日は暖かだったが、今日は日が陰っている。お昼ごろには暖かくなるのではと思って、暫く疎かにしていた舞岡公園へ出かけることにした。
 地下鉄を降り、外へ出ると、まだ日が陰っていた。バス停へ行くと、運よく直ぐバスは来た。今日のバスは舞岡台行で、何時もとは逆のコースを辿ることになった。バスを降りると、日が出て来た。日陰だとうまく写真が撮れないので、来てよかったと思った。
 公園に入り、小川に出ると、そこにはムラサキハナナ(ショカツサイ)が幾つも咲いていた。舞岡公園もすっかり春になったと思った。ムラサキハナナ(ショカツサイ)の近くにはタチツボスミレが咲いていた。「青紫色のこの花が咲く頃になったかぁ」と季節の移り変わりが実感してきた。
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ムラサキハナナ(ショカツサイ

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 坂を上り前田の丘へ向かった。ここの坂にはマユミやエゴノキがある。マユミには緑の葉が出てきていた。この公園内にはマユミの樹は沢山あるので、素通りをした。右へ曲がろうとすると、右の藪の中にウグイスカグラが咲いていた。薄いピンク色の花なので、見逃し勝ちである。以前にもここを通ったのだが、今までこのウグイスカグラの存在に気が付かなかった。
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 ウグイスカグラ

 前田の丘に出た時、目に映ってきたのは左奥にあるコブシの花である。蕾は未だ沢山あるが、早く咲いたものは既に散り出している。「コブシの花の下には葉がある」というので確認した。はっきりはと分かる大きな葉をつけている花もあるが、多くはよく見ないと分からない小さな葉である。
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コブシ

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花の下の大きな葉

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 花の下の小さな葉が2枚ある

 直ぐ近くにあるアワブキに何か変化が現れて来たか見た。見たところ沢山の毛で覆われた冬芽はそのままで、大きな変化はないようだった。確認のために28日に撮影したものと比べてみたが、やはりほとんど変わりがなかった。
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 アワブキの冬芽

 エゴノキの冬芽を見た。エゴノキの冬芽もアワブキと同じように沢山の毛で覆われている。褐色の小さなものだったが、少し大きくなり、心持ち緑色がかってきたように見受けられる。
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 エゴノキの冬芽:緑色がかった

影:323

  記 平成29323日(木)