ハナモモの冬芽が色づく
3月17日(金)
色々な所でモクレンが咲き出している。公園でもハクモクレンが咲き出した。ところが、同じ公園にあるシモクレンは例年遅れて開花する。今見ると、今年も例年のように遅いようだ。冬芽のうち1つだけが薄く紫色が下地に見えてきたが、あとの冬芽は小さいものが殆どで、開花にははるかに遠いようだ。
シモクレン:紫色が下地に見えてきた
シモクレン:固く閉じている
公民館の横には、紅白のハナモモが1本ずつあり、例年綺麗に咲く。公園には2か所に紅白のハナモモの樹があったが、先程見て来たところでは、白色のハナモモは昔の大風でなぎ倒され、枯れてしまい、赤色のハナモモだけが花芽を付けていた。ここのハナモモを見ると、白色の花芽の方が大きくなっているので、此方の方が早めに開花しそうに思える。
赤いハナモモ
赤いハナモモ
白いハナモモ
白いハナモモ
直ぐ後ろにハクウンボクとレンギョウの樹がある。ここへ来るとハクウンボクの冬芽を見るが、星状毛に覆われたこの冬芽は綺麗に映る。ここでは2つの冬芽が寄り添うようについているが、場所によっては3つの冬芽が付いているのを見たことがある。この冬芽から白色の花が沢山出てくる。
ハクウンボクの冬芽
レンギョウは垣根として植えられている。例年早く育った冬芽が開き、いくつかの花の開花を見るが、今年はそのような風景を見ることがなかった。冬芽を見ると、どの冬芽もまだ固く閉ざしているようで、緩みを感じさせない。こんなに固く閉ざしていると、暖かくなった時、一気に咲いてくるのかもしれない。レンギョウの黄色い絨毯のような花が思い浮かんでくる。
レンギョウの冬芽
撮影:3月9日
記 平成29年3月13日(月)