ハクモクレンの赤紫色に見えた花弁は、雄しべであった
2月27日(月)
ハクモクレンの赤紫色の花弁はどうなっただろうかと、毎日気になっていた。何か参考になる資料はないものかと探しているが、中々見つからないでいる。2月21日、見てみると、ハクモクレンの白色の花弁が欠けている花が見つかった。それを見ると、中の様子が分かってきた。赤紫色に見えたものは花弁ではなく、雄しべになるようだ。雄しべの外側が赤紫色になっていたのを花弁と見間違えたようだ。低いところの花が咲いていれば、簡単に分かったことだろうが、下から見ていたので、直ぐには気付かなかった。
ハクモクレンの花弁が欠けた花
ハクモクレンの花の中に赤紫色のものが見える
カンヒザクラに回ってみると、下向きに赤紫色の花が開き始めた。もうほとんどの蕾が芽鱗から抜け出して開花に向かっている。色々な資料では、カンヒザクラの花は下向きに開くと説明されているが、ぽつんと上を向いている花があり、雄しべが見えるものがあった。
上を向いているカンヒザクラの花
ついでにヒガン頃咲くサクラの冬芽を見ると、先が薄く赤みを帯びているように見えてきた。確かに先日までとは違うようだ。このサクラの本当の名前は未だよく分かっていない。彼岸頃咲くのでヒガンザクラとしているが、「ヒガンザクラ」という種類そのものはないようだ。この辺は後日調べようと思っている。
ヒガン頃咲くサクラ
ヒガン頃咲くサクラ
同じように帰りながら、ハナカイドウのところへ寄ってみた。ハナカイドウにも変化が現われ始めていた。幾つかの冬芽の先が開き、中から赤いものが見え始めている。更に、その先も少し開いているようだ。
ハナカイドウの冬芽
ハナカイドウの冬芽
撮影:2月21日
記 平成29年2月21日(水)