公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

湯河原の梅園から 2

224日(金)
 
道知辺(みちしるべ)
  前に、この漢字は「ミチシルベ」と読むことを知った。むかし、なぜ、このウメが旅人の道標と植えられたのだろか。資料によると、「(あまりにも芳香が強いので、夜間にも開花が分かり、道標の役割も果たす)ことからの命名」との記載があった。
イメージ 1
 
紅鶴
 艶のある明るい紅色をしているというが、見ているものは、早咲きなのだろうか、すこし萎れかかっていた。緋梅系の深紅色をしている一重咲き。
イメージ 2
 
豊後梅
 萼が反り返っており、アンズによく似ているウメ.アンズとの相違点を探しているが、中々見つからない。枝や萼は紅いが、花弁は純白である。
イメージ 3
 
玉牡丹
 名前からボタンを連想させる。白色の八重の花は名前の通り、牡丹に似て、玉のように枝についている。
イメージ 4
  
白加賀
 「加賀藩の白梅」→「加賀白梅」→「白加賀」と呼ばれてきたウメだという。中央が薄黄緑色に見える。
イメージ 5
 
緑萼梅(月影)
 ウメの花の萼を見ると、多くのものは茶褐色をしている。ところが、このウメは萼が緑色をしている。そのせいもあるのか、白色の花弁が他のハクバイと比べると、純白に見えてくる。枝や萼が緑色のウメは青軸性のウメで、月影はその中の1つになる。
イメージ 6
  
撮影:217
 
  記  平成29219日(日)