ツバキカンザクラア咲き出した
2月22日(水)
花の広場の奥へ行くと何種類かのサクラがある。そこには先程咲き始めていたシュゼンジカンザクラがあるので、此方の方の様子を知ろうと向かった。ここへ来ると、山の陰になっているので、日陰で、薄暗い。ここのシュゼンジカンザクラは咲いていないようだ。その代り、ツバキカンザクラが咲き出していた。ウイキペディアによると、「ツバキカンザクラはカンヒザクラまたはカンザクラとシナミザクラの雑種」と記載されている。カンヒザクラやカンザクラは赤みのサクラ、シナミザクラは雄しべが長い。昨年開花した花を見直すと、このことが大体確認される。
ツバキカンザクラ
早く咲くサクラの中にオカメザクラがあり、公園の中には2か所に植えられている。1か所目のテニスコートの脇では咲いていなかったので、2か所目の上の池と中ノ池の間の堤へ向かった。ここは日当たりがいいので、咲いているかもしれないと期待していた。しかし、見ると、ここもまだ咲いていないようだった。それでもよく見直した。すると、冬芽が開き、赤い蕾が見え始めているものが見えた。赤くなっているものを探すと、けっこうある。
オカメザクラの蕾
帰り道に当たる南門の近くにカンザクラがあり、咲いている可能性がある。ここのサクラを見るときは、いつも最後になる。今日も最後で、日が陰ってしまっている。薄暗い中にピンクのサクラが咲いている。今日見てきたサクラの中で、ここのサクラが一番よく咲いている。カンザクラはカンヒザクラとオオシマザクラ(30.3.5)とヤマザクラの雑種と言われている。すると、カンザクラはカワヅザクラやシュゼンジカンザクラに似た性質を持つことになりそうだ。
カンザクラ
すぐ横にオオカンザクラがあり、このサクラも咲き出している。赤みがあるサクラで、資料によると、「カンヒサクラとオオシマザクラの交配種」とのことのようだ。写真は、フラシュを焚いたせいか、白っぽくなってしまった。
オオカンザクラ
最後に、南門の入り口近くにあるシュゼンジカンザクラを見た。このサクラはパークセンター前で咲いていた。ここでは冬芽が開きかけ、赤い蕾が見えているが、未だ開花に至っていなかった。しかし、この状況からすると、数日後には開花するような気がする。
シュゼンジカンザクラ
撮影:2月15日
記 平成29年2月18日(土)