ハクウンボクの冬芽には副芽が2つある
2月16日(木)
カンヒザクラの開花の始まりに驚かされ、余韻が残っている。そのままハナモモを見ると、此方はちょっと遅いのではと思ってしまう。下の方のどの冬芽を見ても大きな変化は現れていない。ハナモモの冬芽はいまどきこんな姿だったかと、昨年の記録をみると、3月2日でもこのような姿だった。まだしばらく変化が期待できないようだ。
赤色のハナモモの冬芽
前回カリンを見た時、冬芽が開き始め中の赤い蕾が見え始めていた。今日はどうなっているだろうかと興味があった。見た目ではほとんど変化がないようだったが、前回の写真と比べると、中の蕾の部分が上へ少し上がっていることが分かる。
カリンの開花が進む
変化がない シダレザクラの冬芽
公民館脇のシモクレンを見ると、1つの冬芽だけ色が違っている。どうやら1枚の芽鱗が剝げたように見える。しかし、不思議に思えるとろこがある。芽鱗を見ると、片面の芽鱗に毛が目立たない。珍しい姿である。こういう姿もあるのかと思った。今日は暖かく明るいので、冬芽が見やすい。昨年から、今年の冬芽のつきが悪いと思っていたが、よく見ると、枝先の主芽が欠けているものが多いことに気が付いた。
シモクレンの冬芽
ここの一画にはボケがあり、赤い花が沢山咲いている。ボケの花は割合と大きく、人の目を惹きつける。また、蕾も沢山付いている。この姿を見ていると、「ボケは強い樹だなぁ」と思う。
ボケの花
ボケの蕾
公園には3本のハナモモの樹がある。赤いのが2本、白いのが1本である。同じハナモモだから大きな違いがないだろうと思っていた。ところが今日見ると、何か違いがありそうに思えた。赤い花をつける枝を見ていると、赤味を帯びている。それに対して、白色の花をつける枝は緑色をしている。
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白色のハナモモの冬芽
ハクウンボクの冬芽は大分大きくなってきた。よく見ると、ただ大きくなっただけではないようだ。冬芽を拡大してみると、大、中、小と三つ重なっている。今までは大小の二つと思っていたが、初めて気が付いた。中、小は副芽になるのだろうか。花を咲かせるために3段階の準備をしているとすれば、驚くばかりである。
撮影:2月13日
記 平成29年2月13日(火)