瓜久保休憩所のウメ
2月14日(火)
奥の広場を出て、瓜久保休憩所のウメを見に向かった。坂道を下って行く途中で、マンサクがあることを思い出し、花を見た。マンサクは花弁が矩形で、珍しい形をしている。前回来た時、花が咲き始めたところだったので、若しかしたら咲き切っているのではと思っていた。見ると、まだこれからどんどん咲きそうなので、助かった。蕾から、咲き始めたもの、赤いもの、黄色いものなどが見られる。この花を見ていて、「赤いのが黄色くなるのか、黄色いのが赤くなるのか」という単純な疑問が思いついた。冬芽から出てくるところを見ると、赤い色をしている。花が開いたものに赤いものと黄色いものがある。このことから考えると、赤色から黄色へ変わっていくと考えるのが自然だろうと思った。
マンサク:蕾が開く
マンサク:赤い花
マンサク:黄色い花
瓜久保休憩所へ着いた。先程の広場では、ハクバイは蕾が多く、コウバイはほぼ咲き切ったようだった。瓜久保休憩場のウメを見渡すと、咲いているのは極わずかで、殆どは蕾の状態である。水田に面した側にあるウメのうち手前はシダレウメになる。緑色の枝についている冬芽の先は紅く色づき、大分膨らんでいる。
シダレウメ
このウメは萼が緑色をしているリョクガクバイになる。枝が緑色、萼が緑色であることもあるが、花弁がハクバイの白とは違い、純白に見える。このウメは花がいくつか咲いていた。
リョクガクバイ
リョクガクバイ:萼が緑色をしている
この休憩所では、コウバイの開花が未だで、咲いているのは白色のリョクガクバイとハクバイである。リョクガクバイの花の中央部は緑色がかっているが、ハクバイは赤みがかっている。この点が、ハクバイには暖かさがあり、リョクガクバイには冷たさが感じられる起因なっているのかもしれない。
ハクバイ
ハクバイ
トイレの前にアンズと思われるウメがある。このウメの冬芽は芽鱗が堅く、開花が一番遅くなると考えられる。小枝への冬芽のつき方を見ると。先の方では1つずつ互生になっているが、基へ近づくと、複数が互生になっている。小枝はウメのように綺麗な緑色ではなく、くすんだ黄土色になっている。記憶が定かでないので、これがアンズになるのか確信が出来ない。
アンズ?
アンズ?
撮影:2月8日
記 平成29年2月9日(木)