ブンゴウメの先が赤くなった
1月29日(日)
パークセンター前の広場へ出てきた。ここで見たいのは、サンシュユである。昨年の12月2日に、数輪の蕾がほころび始めていた。それから1か月以上経ったので、若しかしたら花が見られるのでないかと期待していた。
水路沿にそって日陰の中を進み、サンシュユの樹のところへ来たが、花は1輪も見られなかった。先日開きかけていた蕾はどうしたのだろうか。例年3月初旬に花を見ているから、今咲き始めるのは早く成長した蕾かも知れない。寒さが続くので、蕾の方でも様子をうかがっているようだ。
サンシュユ:芽鱗が開き始めた
道を挟んだ向かい側に数本のボケが垣根として植えられている。その蕾に緩みが出始め、
ボケ
垣根の中は小さな沼になっている。今は、ヨシなどで覆われていないので、沼の輪郭分かる。夏ごろ見る広さの倍ぐらいの広さになっている。この沼の側にネコヤナギがある。冬芽は鮮やかな赤い色をし、目が惹かれる。注意してみると、1つの冬芽の芽鱗が抜け替わろうとしている。ルーペを使って見ると、肉眼では識別できない白色の毛が見える。
ネコヤナギ
冬芽
パークセンターで一休みしようと中へ入ると、席は満杯に近かった。小さな子供を連れたお母さん方が随分多い。何とか空き席を見つけ、一休みした。
コリアの入り口に、ブンゴウメがある。また、中にはコウバイ、ハクバイがある。今ウメが咲き始めて来ているので、ここの様子を見に向かった。ブンゴウメの蕾は小さいが、先端が赤味を帯びている。昨年は3月16日に開花を見ているので、未だ日数がかかると思えるが、直ぐにも咲きそうな感じがする。
ブンゴウメ
中に入り、コウバイ、ハクバイを見ると、どちらも蕾だけで、花が見られない。蕾は大きく膨らみ色付いているのだが、「可笑しいなぁ」と思い、よく見直した。すると、門の右側のウメはどちらも開花していなかったが、門の左側のハクバイは開花していた。数m離れただけで、こうも違うのかと改めて感じた。
ハクバイ
コウバイ
庭園の奥にサンシュユの樹がある。様子を見ると、先程パークセンターの広場で見たサンシュユとほぼ同じ状況で、蕾が開きかけていた。庭の植木に目を移すと、ニシキギの枝に奇妙な形をしているものを見つけた。調べると、果実の抜け殻と分かった。赤い果実は目にしていたが、抜け殻は見ていなかった。
ニシキギ:果実の抜け殻
撮影:1月23日
記 平成29年度1月24日(火)