ナガバクマノミズキ(ヒマラヤヤマボウシ)の疑問
1月26日(木)
せせらぎ広場へ戻って来た。ここは親子連れで賑わっている。ここに今日見たい樹がある。ヤマボウシの仲間で、ナガバクマノミズキ(ヒマラヤヤマボウシ)という名前の樹である。ヤマボウシは落葉するが。ナガバクマノミズキ(ヒマラヤヤマボウシ)は落葉しない。ナガバクマノミズキ(ヒマラヤヤマボウシ)の樹はカツラの樹の横にある。この樹の冬芽を見ているが、花芽、葉芽がよく分からない。ヤマボウシの仲間とすれば、ヤマボウシやハナミズキの冬芽を連想する。そこで、それらしいものを見つけ、調べているが、解答へ近づけない。
この写真は、果実なのか、花芽なのか、不明である。ナガバクマノミズキ(ヒマラヤヤマボウシ)の果実は、資料1で過って見ている。果実としてみると、柄が太く、小さな粒が多い。花芽になるのだろうかと、資料を探したが、ナガバクマノミズキ(ヒマラヤヤマボウシ)の冬芽について書かれたものは見つけられなかった。機会があるごとに、資料を探すが、心もとない。
これは花序?
これは花序?
これは葉芽?
イイギリの冬芽をもう一度見ようと近づいた。イイギリの樹は斜面にあって、ここの斜面は霜で滑りやすい。気を付けながら近づいた。冬芽は高いところにある。先日は何とか冬芽が分かりそうな写真が撮れたが、今日は足元が不安定なこともあり、上手くいかない。下の方に枝はないかと思いイイギリの根元を見ると、数本の枝が出ていて先に冬芽が見えた。「これは都合がいい」と思い撮影した。それが下の写真である。写真を見ると、これがイイギリの冬芽かと疑問を感じた。下の側芽を見ると、対生になっている。イイギリの葉は互生である。やはりおかしい。確かに、イイギリの根元から出た枝だったと思ったが、このことにも迷いが出てきてしまった。
頂芽
側芽
先日撮影したイイギリの冬芽
ナガバクマノミズキ(ヒマラヤヤマボウシ)の冬芽、イイギリの冬芽に疑問を持ちながら、下のウメの樹を見に来た。先日は、ハクバイが数輪咲き始めたところだったが、今見ると、ハクバイの花数が急激に増えていた。ここの斜面にあるウメの樹について、コウバイ、ハクバイを見分けようと、他にハクバイの樹はないかと探すと、もう1本ハクバイの樹が見つかった。しかし、その樹はまだ蕾だけだった。同じハクバイでも、花の咲く時期が違っている。「コウバイはないだろうか」と探すと、ピンクの蕾をつけた樹が見つかった。ここの斜面のウメの開花は、いま始まったばかりである。
花数が増えたハクバイ
コウバイ
撮影:1月17日
記 平成29年度1月18日(水)